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宮城の日本酒ランキング2018

更新日時:2018年07月17日

独眼竜として知られる伊達政宗が治めた地、仙台藩。現在の宮城県を中心に62万石の領地を所有していた。宮城の酒造りはこの伊達政宗の時代にはじまったとされている。酒を好み食を極めた政宗が「御城内定詰御酒御用」という役職で酒造りの職人を招き入れ名字帯刀を許した。その名を榧森又右衛門といい、仙台藩の醸造技術の向上に大きな貢献をした人物だ。やがて、酒造りは町民の間にも広がる。宮城の酒造りは南部杜氏が主流を占める。冬の寒気を旨みに変える技は「低温長期発酵」と呼ばれる技法だ。寒さ厳しい東北の酒ならではの端麗辛口が冴える。

米の産地としても有名な宮城産の米を中心に美味しい酒米を使用し、仕込み水にもにおいや色などさまざまな条件をクリアした美味しい水を使っている。フルーティでまろやかな味わいが評判の「浦霞(うらかすみ)」は清酒鑑評会などで多くの入賞を果たした逸品だ。そのほか、伝統の技を生かし手間暇かけた手作りの味が評判の「一ノ蔵(いちのくら)」、あの荒城の月の作詞者である土井晩翠も好んだとされる「伯楽星 (はくらくせい)」など、宮城の地酒を堪能していただきたい。酒造りの工程を知りたいという方には宮城県大崎市にある酒ミュージアムもおすすめだ。