明治時代からの面影を感じさせる重厚な酒蔵の酒は、「荒城の月」の作詞者として有名な土井晩翠がこよなく愛したことで知られる。東京農業大学醸造学部を卒業した蔵元杜氏の新澤巖夫さんは、若干20歳の若さで史上最年少のきき酒名人になり、その素晴らしい味覚の才を惜しみなく発揮している。「伯楽星 純米吟醸」は、爽やかな立ち香りと芯の通った深みのある米の旨さを兼ね備えた食中酒で、料理を選ばない。なかでも鍋料理や、白子、あん肝と楽しんでみたい。
- 日本酒ランキング 57位
- 宮城 日本酒ランキング 2位
伯楽星のクチコミ・評価
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伯楽星の銘柄一覧
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伯楽星の酒蔵情報
名称 | 新澤醸造店 |
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特徴 | 1874(明治6)年、大崎市三本木町で創業したが、2011(平成23)年の東日本大震災で酒蔵が全壊。同年11月には山形県境の川崎町に蔵を新設し、引き続き本社は再建された三本木町においている。銘柄も創業以来の「愛宕の松」と、名馬から名をとった「伯楽星」との、2つを並行して用いている。 新蔵が竣工した後も震災による厳しい経済環境が続く中、持ち前の端正で完成度の高い酒質はさらに磨きがかかっている感がある。その中で誕生したのが「残響」と称する、原料米を7%まで高度に精米した純米大吟醸だ。高精白による透明感が特徴的だが、“究極の酒中酒”をめざすという蔵の方針通り、気品のある繊細な飲み口に仕上がっている。 総じてこの蔵の酒、は宮城県産酒の美質でもあるスマートな飲み口に共通性があるが、最高峰のクラスの酒としてだけでなく、そのスタイルを象徴する存在ともいえるだろう。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 伯楽星 愛宕の松 残響 飛龍 虎千里 空木 NIIZAWA 愛宕の桜 零響 横濱 もえ姫 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 宮城県大崎市三本木字北町67 |
地図 |
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