2004年に登場した「而今」。東京や大阪の地酒専門店を皮切りに圧倒的な支持を得て、今や全国の酒処で置かれる人気銘柄である。6代目を継ぐ蔵元杜氏の大西唯克さんは20代のころから注目されるスター杜氏で、すべての酒造りの工程で精緻な設計と検証を繰りかえす。クリアでフルーティな飲み口と、綺麗な甘み、爽やかな酸味が絶妙に調和し、飲み飽きることがない。「而今 純米吟醸 千本錦火入れ」など、ふわっと口に広がる甘みが美味しい。イタリアンとも相性がいいので、ワイン感覚で楽しんでみてもいい。さらにフルーティな味わいのにごりざけもぜひ。
而今のクチコミ・評価
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而今の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 無濾過生 雄町原料米:雄町、精米歩合:50%、酸度:1.7、アルコール度:16% |
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純米吟醸 酒未来 無濾過生原料米:酒未来、精米歩合:50%、酸度:1.6、アルコール度:16.5% |
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而今の酒蔵情報
名称 | 木屋正酒造 |
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特徴 | 「而今(じこん)」をつくる木屋正(きやしょう)酒造は、1818(文政元)年に創業した酒蔵。築200年の店舗兼母屋は登録有形文化財に指定されている。かつては「高砂」「鷹一正宗」を製造し地元・伊賀地方を中心に販売してきたが、現在の杜氏兼社長である6代目・大西唯克(ただよし)氏が実家である蔵に戻ってから改革が行なわれた。大手食品メーカーで就業し日本酒には無知だった彼が家業を継ぐべく勉強のため酒類総合研究所に行ったとき、鑑定官の先生から実家の酒の味を「美味しくない」と一蹴された。それから酒造や設備に関する様々なことを学び、衛生管理を徹底したなかで「而今」という特約店限定流通の新しい銘柄を誕生させた。そして杜氏になった2005(平成17)年、全国新酒鑑評会において「而今」はいきなり金賞を受賞し注目を浴びる。「而今」の名は、禅宗の言葉が由来で「未来にも過去にも囚われず、今できる最善のことをする」という意味がこめられている。蔵で働く蔵人の就業は8時20分から17時30分まで。だから県外から通う人もいるなど、働き方改革が行なわれている。名前のとおり、銘酒として全国の人々に愛される今でも進化を続けている、これからも目を離すことのできない銘酒蔵だ。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 而今 高砂 松喰鶴 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 三重県名張市本町314-1 |
地図 |
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