- 日本酒ランキング 82位
- 山口 日本酒ランキング 5位
杜氏による酒づくりを廃止して、原料は山田錦のみ、造りは純米大吟醸のみと徹底された酒造りが行われており、10数年前に「獺祭」が誕生して以来、機械化できるところと、人の手でなければできないところを明確にする合理的な発想と先鋭的な醸造技術が注目され続け、高い品質と驚異的なコストパフォーマンスを両立させ続ける獺祭に喝采がおくられている。 「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて」という志のもと、幻の酒づくりではなく、多くの人に美味しい酒・楽しい酒を届け続ける獺祭。その人気ぶりに値段が高騰することも珍しくないが、そんな現状に対して「お願いです。高く買わないで下さい」という意見広告を出すなど、「お客様の幸せ」のために獺祭を作っているという志を貫いている。 海外展開にも積極的で台湾、アメリカ、フランス、イタリア、中東など世界中の飲食店に展開。同郷の安倍首相からプーチン大統領やオバマ大統領に獺祭がプレゼントされるなど、名実ともに日本を代表する世界に愛される日本酒となった。銀座と京橋には獺祭専用のバーである「獺祭バー23」がオープンされ、獺祭の魅力を多くの人に伝え続けている。 「獺祭 発泡にごり酒」は日本酒のスパークリングとして女性を中心に大人気。 「獺祭 磨き 二割三分」は綺麗な甘みと蜂蜜のような上品な味わいが特徴的。よく冷やして食前酒にしたり、河豚のような淡泊な魚や香り高い松茸、フルーツと合わせるのもおすすめ。
獺祭のクチコミ・評価
獺祭が購入できる通販
獺祭の銘柄一覧
銘柄 |
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磨き その先へ原料米:山田錦、アルコール度:16% |
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磨き三割九分 スパークリング原料米:山田錦、精米歩合:39%、アルコール度:14% |
純米大吟醸 スパークリング50原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:15% |
純米大吟醸48 寒造早槽原料米:山田錦、精米歩合:48%、アルコール度:16% |
純米大吟醸 温め酒原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:14% |
等外23精米歩合:23% |
獺祭の酒蔵情報
名称 | 旭酒造 |
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特徴 | いま日本で最も売れている地方銘柄「獺祭」を製造する旭酒造は、山口県のへんぴな山奥にあり、30年前は、杜氏も逃げ出す赤字の弱小蔵だった。それを建て直したのは、現在の会長である桜井博志さんだ。今はバトンを長男の桜井一宏社長に渡しつつ、伴走を続けている。近頃、「獺祭は5万石製造できる近代工場を建ててから、全部機械でつくっている」という話が出回っているが、蔵を見に行けば、それが都市伝説だとわかる。 獺祭の仕込みタンクは小さい。1本3000ℓだ。それがなんと300本ある。1本を10倍の大きさのタンクにして、30本にすれば作業は格段に楽だろう。だが獺祭は、小さな蔵だった頃と同じ酒づくりを変えない。それは麹づくりにも表れている。麹室はたしかに大きく、体育館のようだが、そこにズラリと並ぶのは、昔の麹室においていた麹の箱だ。それを蔵人たちが、人海戦術で手入れしている。 そうかと思えば、遠心分離機や、二酸化炭素マイクロナノバブル装置などの最新鋭機器も導入している。「すべては味のためです。機械の導入は、楽をするためではなく、新しい味へのチャレンジです」と桜井社長はいう。輸出にも熱心で、パリに店舗を持つほか、ニューヨークの郊外にアメリカ工場を建設中だ。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
![]() (蔵元写真撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 獺祭 旭富士 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山口県岩国市周東町獺越2167-4 |
地図 |
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