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東京の日本酒ランキング2019

更新日時:2019年05月20日

江戸時代、江戸(東京)で造られていた日本酒は、現在の清酒のように澄んだ色合いではなく、いわゆるどぶろくのように濁った酒だった。しかし、いち早く清酒の醸造法が確立していた上方(関西地方)では、そのころすでに、現在の清酒に近いものが造られていた。こうした上方の酒が江戸で珍重されていたことを「下り酒」という。灘のお酒など有名なお酒も、下り酒として江戸に伝わったものだ。当時、江戸で消費された酒の、実に7割が下り酒だったという。しかし、そのことにより、江戸のお金が関西に流れていくことを嘆いた老中松平定信が幕府の所有米を酒蔵に貸し与え清酒の製造を行わせた。このことをきっかけに江戸の酒造りは大きく発展する。

地方ほど、蔵元の数は多くはないが、多摩川水系などから流れる質の高い水が豊富であり、旨い日本酒を造り上げている。東京の名酒として名高い「澤ノ井(さわのい)」を造る小澤酒造は300年以上の歴史があり、豊かな水の流れから命名された酒。その他、多満自慢(たまじまん)・丸眞正宗(まるしんまさむね)・屋守(おくのかみ)・嘉泉(かせん)など、東京の地酒を飲み比べてみるのもいいだろう。