新政酒造のPrivate Labシリーズのひとつ「涅槃龜(にるがめ)」。Private Labとは、一般的な日本酒の製法ではなく革新的な製法で、日本酒の課題解決や新たな味わいへの挑戦を目的につくられたシリーズだ。風水の象徴「四神」をモチーフにしたラベルデザインが特徴的。「涅槃龜」は、精米歩合88〜92%でつくる低精白純米酒。本来は雑味がでやすい低精白だが、吟醸造りの技術を駆使し、雑味がなく上品な味わいに仕上げる。1852年創業の新政酒造は秋田県に蔵をかまえ、本来の日本酒の姿を追求する姿勢をもつ蔵元だ。Private Labシリーズも、その根源的な精神をあらわしたラインナップといえる。製造方法も時代にあわせて変化しており、現在はすべて秋田の素材のみを使用。添加物は一切つかわずに、純米酒のみを醸す蔵として成長をつづけている。
涅槃龜のクチコミ・評価
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純米
¥
19,800
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涅槃龜の酒蔵情報
名称 | 新政酒造 |
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特徴 | 1930(昭和5)年、秋田市内にある新政酒造から、優良な天然酵母が発見された。優秀な日本酒をつくる蔵の酵母は、日本醸造協会で培養され、全国に配布される。新政酵母も「きょうかい6号酵母」として全国に広まり、現在まで各地の蔵で使われることとなった。 2007(平成19)年に蔵へ戻ってきた佐藤祐輔現社長は、東大出身で元ジャーナリストという変わった経歴。2010年からこの6号酵母だけで酒造りを始めた。6号酵母は今どきの香り酵母と違い、派手さはないので、普通酒によく使われる。しかし、元々は寒冷地で発見されたので、低温で長期醗酵させる吟醸造りに適していた。また、戦前の酵母なので、生酛づくりや木桶など、現代では廃れてしまった造りとも相性がよい。 そこで佐藤社長は、2012年に全量純米酒、生酛づくりに切り替え、13年からはホーロータンクをやめて、次々と木桶を購入していった。ゆくゆくは全量木桶仕込みにするという。さらに自社で、原料米の無農薬栽培にも取り組んでいる。鵜養(うやしない)という、秋田市内から車で30分の山間部に常駐し、自然との共生と村おこしを目指す。茅葺き屋根の民家が20軒も残る桃源郷で、新政はさらなる進化を遂げようとしている。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 新政 厚徳 天蛙 やまユ 亜麻猫 やまウ(佐藤卯兵衛) 茜孔雀 陽乃鳥 No.6 六號 究 涅槃龜 農民藝術概論 異端教組株式会社 迦楼羅 紫八咫 碧蛙 翠竜 見えざるピンクのユニコーン |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 秋田県秋田市大町6丁目2−35 |
地図 |
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