秋田県男鹿市にて2021年誕生した新進気鋭の醸造所「稲とアガベ」は、清酒免許を持たない「その他の醸造酒」免許の醸造所である。現在の日本では、日本酒を造るための清酒免許の新規発行が原則認められておらず、新しい醸造所は日本酒を造ることができない。しかし、2020年4月の法律改正により海外輸出向けという条件付きであれば免許が発行されるようになった。「SAKE series」はこの新しい免許を活用し輸出用の清酒を造り、世界に日本酒の魅力を伝えることを理念としている。国内向けには、親交のある土田酒造(群馬)にて秋田の米を託し、委託醸造という形で醸造している。代表・岡住氏の想いと土田酒造のエッセンスが加わり、米の旨味と生酛の酸味があふれる濃厚できれいな味わいは夢のコラボレーションである。
SAKE seriesのクチコミ・評価
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SAKE seriesの酒蔵情報
名称 | 稲とアガベ醸造所 |
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特徴 | 日本酒の新規参入は戦後70年認められておらず、新しい醸造所は日本酒を造ることができないーーこの今の現状を正面から変えるため、2021年9月に秋田県男鹿市にて創業した「稲とアガベ醸造所」。今後の日本酒業界の発展のためには現行法を改正し、若く有望な将来の造り手を輩出していくことは必要不可欠であるという考えのもと、日本酒と同じ原料、製法を用いつつ副原料を加えるクラフトサケ(酒税法における「その他の醸造酒」)というジャンルにて挑戦を続けている。代表の岡住修兵氏は福岡県出身。大学生の時に出会った秋田の酒に感動し、その酒蔵にて約4年酒造りを学ぶ。特徴的な名前の由来は日本酒が好きな夫とテキーラが好きな妻、二人で共に歩むプロジェクトであるという意味が込められている。恩のある男鹿市、ひいては秋田県を盛り上げるべく、酒造りだけではなく酒粕を再利用する食品加工所やレストランなど様々な事業にも積極的に取り組み、男鹿にて新たな雇用を生み出している。 |
銘柄 | SAKE series CRAFT series DOBUROKU series TAMESHI OKE series 交酒 花風 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 秋田県男鹿市船川港船川新浜町1−21 |
地図 |
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