口に含むとあふれる酸味と果実のような甘み。その日本酒離れしたジューシーさは、乾いたスポンジが水を吸うように、五感に心地よく染み込む。日本酒に使う麹菌は通常「黄麹」だが、「亜麻猫」はクエン酸を生成する焼酎用の「白麹」を共に使い、乳酸添加無しの酒母で仕込んだ生酛純米酒。秋田県の新政酒造8代目蔵元・佐藤祐輔氏が繰り出したこの酒は、飲み手市場にセンセーションを巻き起こし、瞬く間に時代の寵児となった。 蔵では日本酒の可能性を示す試みの仕込み「Private Lab」シリーズに位置づけられ、革新的な手法で醸される。こうした実験酒としての性格上、これまでに度々リニューアルが重ねられてきた。今後も無数のトライによって多様な変化が生れてくる、と蔵元は語っている。使用米は「あきた酒こまち」、酵母は6号。「亜麻猫」を瓶内二次発酵させた活性濁り生酒「亜麻猫スパーク」、まろやかな味わいの「亜麻猫 中取り」もある。(八田信江)
亜麻猫のクチコミ・評価
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亜麻猫 純米酒 白麹仕込み 720ml 新政酒造 東北 秋田県 あらまさ 新正 あまねこ フルーティー 発泡感 日本酒 地酒 2024 ギフト プレゼント 秋 ハロウィン
720ml
純米
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11,980
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亜麻猫の銘柄一覧
銘柄 |
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スパークリング原料米:秋田酒こまち、精米歩合:65%、アルコール度:14% |
オーク原料米:秋田酒こまち、精米歩合:40%、アルコール度:15% |
中取り 別誂原料米:秋田酒こまち、精米歩合:60%、アルコール度:14% |
亜麻猫の酒蔵情報
名称 | 新政酒造 |
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特徴 | 1930(昭和5)年、秋田市内にある新政酒造から、優良な天然酵母が発見された。優秀な日本酒をつくる蔵の酵母は、日本醸造協会で培養され、全国に配布される。新政酵母も「きょうかい6号酵母」として全国に広まり、現在まで各地の蔵で使われることとなった。 2007(平成19)年に蔵へ戻ってきた佐藤祐輔現社長は、東大出身で元ジャーナリストという変わった経歴。2010年からこの6号酵母だけで酒造りを始めた。6号酵母は今どきの香り酵母と違い、派手さはないので、普通酒によく使われる。しかし、元々は寒冷地で発見されたので、低温で長期醗酵させる吟醸造りに適していた。また、戦前の酵母なので、生酛づくりや木桶など、現代では廃れてしまった造りとも相性がよい。 そこで佐藤社長は、2012年に全量純米酒、生酛づくりに切り替え、13年からはホーロータンクをやめて、次々と木桶を購入していった。ゆくゆくは全量木桶仕込みにするという。さらに自社で、原料米の無農薬栽培にも取り組んでいる。鵜養(うやしない)という、秋田市内から車で30分の山間部に常駐し、自然との共生と村おこしを目指す。茅葺き屋根の民家が20軒も残る桃源郷で、新政はさらなる進化を遂げようとしている。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 新政 厚徳 天蛙 やまユ 亜麻猫 やまウ(佐藤卯兵衛) 茜孔雀 陽乃鳥 No.6 六號 究 涅槃龜 農民藝術概論 異端教組株式会社 迦楼羅 紫八咫 碧蛙 翠竜 見えざるピンクのユニコーン |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 秋田県秋田市大町6丁目2−35 |
地図 |
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