会津坂下町、越後街道沿いにある廣木酒造本店は、古くから「泉川」の銘柄で親しまれてきた。現社長の廣木健司さんが家業を継ぎ、1999年に世に送り出した新ブランド「飛露喜」(ひろき)は瞬く間に日本酒界を席巻。甘み、旨み、香りが三位一体となった、いつ飲んでも旨いオールマイティな酒。スタンダードな一本は「特別純米 飛露喜」。フルーティでなおかつしっかりした旨さがあり、長い余韻を持ち、飛露喜(ひろき)は「喜びの露が飛び散る」という名前にふさわしい。また「無濾過生原酒」のジャンルを広めた功績も大きい。
- 日本酒ランキング 28位
- 福島 日本酒ランキング 3位
飛露喜のクチコミ・評価
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いそべもち
4.0純米大吟醸
山田錦で造られたお酒です
家の近所ではあまり見かけないお酒ではありますが
あるところにはある、そんなお酒ですね
個人的には手土産でよくもらう1本です
さて、開栓すると香りは華やかですが、想像よりは控えめ
グラスに注ぐとほぼ無色の色合い
口に含むとお米の美味しさがガツンとやってきます
純米大吟醸的な甘さも感じられますが、お米感の方が強いので
余韻が長く残って美味しいです
お米の余韻が残らない純米大吟醸は多いですが
この1本はしっかりしていて良いですね
芳芳甘甘旨旨旨旨 いつまでも残るお米の美味しさを感じて
といった感じでしょうか
特定名称 純米大吟醸
原料米 山田錦
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
2023年9月24日
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飛露喜が購入できる通販
飛露喜の銘柄一覧
銘柄 |
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特別純米 かすみざけ原料米:五百万石、精米歩合:55%、日本酒度:2、酸度:1.4、アルコール度:16.9% |
特別純米 無ろ過生原酒原料米:山田錦、精米歩合:50%、日本酒度:1、酸度:1.6、アルコール度:17% |
飛露喜の酒蔵情報
名称 | 廣木酒造本店 |
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特徴 | 1990年代末NHKのドキュメンタリー番組で、酒蔵を続けていくことに悩む廣木酒造の姿が放映された。これをきっかけに、専門小売店との取引が始まり蔵元の苗字「廣木」をあてた新銘柄「飛露喜」が誕生。無濾過生原酒のブームにも支えられ、2000年代初頭には入手困難な銘柄として一気にスターダムに登りつめた。 その頃はまだ粗削りなところもあり、無濾過特有の旨味が凝縮されたような濃厚で太いイメージの酒質だったが、次第に洗練味を増し香味のバランスに優れた、やわらかな飲み口の旨口タイプとして高い人気を維持している。当初の会津、福島の新星から、今では名酒シーンを代表するブランドとして、評価が定まったといえるだろう。また技術力や安定感の高さは、県内だけでなく東北各県の若手蔵元が目標とする存在になっている。 元来の銘柄は「泉川」で「飛露喜」デビュー後も地元向けの製品を造っていたが、近年は特定名称のもう一つのラインアップとして、この銘柄での出荷も行なっている。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 泉川 飛露喜 |
HP | |
所在地 | 福島県河沼郡会津坂下町字市中二番甲3574 |
地図 |
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