獺祭 磨き二割三分 遠心分離
日本酒は酒税法上、発酵したもろみを漉さなければいけないという決まりがある。秋田県の食品総合試験場等が開発した特殊な機械で、この行程を遠心分離によって行なった製品である。 青リンゴのような若く爽やかな香りが立ち、遠心分離ではない一般の「磨き二割三分」(以下「一般」と略す)の香りがデリシャス・リンゴを彷彿させるものであるとすれば、こちらは幾分清澄感がありすっきりとした印象になるだろうか。味わいも同様で、一般のふくよかな感触からよりスリムアップした、シャープなイメージがある。 袋吊りや通常の「槽(ふね)」と呼ばれる圧搾機でもろみを漉すのとは異なる製法のせいか、全般により繊細でスマートな、透明度を増した感があるのも特徴だ。また甘美なイメージをもつ「獺祭」製品の中では、相対的にドライな側面も備えたアイテムといえるかもしれない。
原料米:山田錦、精米歩合:23%、日本酒度:5、酸度:1.3、アルコール度:15~16%
価格帯:¥14,300 ~ ¥16,830
磨き二割三分 遠心分離が購入できる通販
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獺祭の酒蔵情報
| 名称 | 株式会社 獺祭 |
|---|---|
| 特徴 | いま日本で最も売れている地方銘柄「獺祭」を製造する旭酒造は、山口県のへんぴな山奥にあり、30年前は、杜氏も逃げ出す赤字の弱小蔵だった。それを建て直したのは、現在の会長である桜井博志さんだ。今はバトンを長男の桜井一宏社長に渡しつつ、伴走を続けている。近頃、「獺祭は5万石製造できる近代工場を建ててから、全部機械でつくっている」という話が出回っているが、蔵を見に行けば、それが都市伝説だとわかる。 獺祭の仕込みタンクは小さい。1本3000ℓだ。それがなんと300本ある。1本を10倍の大きさのタンクにして、30本にすれば作業は格段に楽だろう。だが獺祭は、小さな蔵だった頃と同じ酒づくりを変えない。それは麹づくりにも表れている。麹室はたしかに大きく、体育館のようだが、そこにズラリと並ぶのは、昔の麹室においていた麹の箱だ。それを蔵人たちが、人海戦術で手入れしている。 そうかと思えば、遠心分離機や、二酸化炭素マイクロナノバブル装置などの最新鋭機器も導入している。「すべては味のためです。機械の導入は、楽をするためではなく、新しい味へのチャレンジです」と桜井社長はいう。輸出にも熱心で、パリに店舗を持つほか、ニューヨークの郊外にアメリカ工場を建設中だ。(江口まゆみ) |
| 酒蔵 イラスト |
(蔵元写真撮影+加藤忠一氏描画) |
| 銘柄 | 獺祭 旭富士 |
| HP | 酒蔵ホームページはこちら |
| 所在地 | 山口県岩国市周東町獺越2167-4 |
| 地図 |
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