元文年間、近江出身の初代駒井庄三郎が陸奥の地にて創業。安永4年(1775)から酒造を開始し、明治43年(1910)、全国の男山ブランドに先駆けて、5代目駒井庄三郎氏が『陸奥男山』の酒銘で商標登録。漁師町の辛口酒として人気を定着させる。 8代目庄三郎氏の頃、青森県の地酒として県産の米と酵母にこだわる地酒の盟主となり、9代目駒井秀介氏・伸介氏兄弟が、『陸奥八仙』を打ち出した。中国の故事に登場する酔八仙のように楽しんでこの酒を味わって欲しいという想いから命名。青森の米、水、酵母を使い、なめらかな口当たりとみずみずしい甘さ、キレのある後味などを実現した。 海外でもフレッシュな酒質は人気を呼び、南米チリで開催されているコンペティション「カタドール」では2022年、2024年の2回にわたり、第1位となる「メホール・サケ」を受賞。2021年には世界酒蔵ランキング2021(643社・2,044商品の主要なコンテストでの入賞実績をポイント化し、上位50蔵を格付け獲得蔵に認定)において、ランキング第1位に選ばれている。(鈴木真弓)
陸奥八仙のクチコミ・評価
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陸奥八仙の銘柄一覧
銘柄 |
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8000DRY SPARKLINGアルコール度:12% |
純米吟醸 黒ラベル 生原酒原料米:華吹雪、精米歩合:55%、日本酒度:-1、酸度:1.6、アルコール度:16% |
純米大吟醸 吟鳥帽子40精米歩合:40%、日本酒度:-1、酸度:1.5、アルコール度:16% |
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純米大吟醸 レイメイ40精米歩合:40%、日本酒度:-1、酸度:1.5、アルコール度:16% |
吟醸 ピンクラベル 生原料米:華吹雪、精米歩合:55%、日本酒度:1、酸度:1.5、アルコール度:16% |
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BLENDED日本酒度:0.2、酸度:1.2 |
レイメイ99精米歩合:99%、日本酒度:-4、酸度:2.4、アルコール度:10% |
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陸奥八仙の酒蔵情報
名称 | 八戸酒造 |
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特徴 | 青森県の東部、太平洋に面する八戸市にある。ここは新鮮な海の幸に恵まれた美食の街。酒も料理も素晴らしい。その八戸の地酒を醸すのが八戸酒造。1775(安永4)年創業の老舗蔵で、創業銘柄「陸奥男山」は、地元の漁師町で愛されてきた辛口の男酒として知られる。 8代目蔵元・駒井庄三郎氏は、青森の地酒として県産の米と酵母にこだわっている。9代目となる長男の秀介さんと弟の伸介さんが中心に起ち上げた「陸奥八仙」は、なめらかな口当たりとみずみずしい甘さ、キレのある後味で全国の地酒ファンを魅了。看板商品の「陸奥八仙 特別純米 赤ラベル」は、「華吹雪」と「まっしぐら」を使用米にした芳醇旨口タイプで、果実を思わせる甘い香りと清々しい甘み・酸味の調和が心地いい。八戸前沖サバなど魚介類との相性も抜群だ。フランスで開催の「Kura Master 2019」では純米酒部門でプラチナ賞を受賞した。 また、大正時代に建築された煉瓦蔵、土蔵、木造の店舗兼主屋は国の登録有形文化財、県の景観重要建造物になっており、歴史を感じさせる佇まいは圧巻。全国有数の水揚げ量を誇る八戸港の魚介類を並べた市場の「八食センター」、郷土料理と地酒が楽しめる屋台村「みろく横丁」とともに、八戸を代表する観光スポットにもなっている。(八田信江) |
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 陸奥八仙 陸奥男山 陸奥田心 陸奥山海 どぶろっく |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 青森県八戸市大字湊町字本町9 |
地図 |
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