農薬と化学肥料を一切使わない‟自然米”で全量を仕込む唯一の酒蔵で、「自然酒」という概念を確立しました。「穏」は旧来の銘柄「金寶」とは別に、18代目となる現当主・仁井田穏彦氏の名をとって1994(平成6)年にスタート。これと並んでもう一つ人気ブランド「にいだしぜんしゅ」がありますが、「穏」は白麹と軟水の湧水を使用、「にいだしぜんしゅ」は中硬水の井戸水と生酛で仕込むという、製法にも違いを設けています。酒質は米に由来する甘みをベースに酸をほどよく融和させ、ふくよかでやわらかな旨味を表現しています。 2011(平成23)年に創業300年を迎えましたが、同年に起きた東日本大震災の影響で福島県産酒は風評被害を被ることになりました。逆風が吹く中で酒蔵自身が発信していかなければいけないという考えから、月に一度酒蔵で各種イベントを行なうなど開かれた酒蔵をめざしています。蔵の周囲には自家田が広がり、もちろん自然米作りに精を出しています。規格に合わない酒米や酒粕などは、別途オリジナルの発酵食品、菓子などとして商品化。2025年には酒蔵のある金沢地区全体を自然米栽培の地にすることを目標に、「日本の田んぼを守る酒蔵になる」を使命にすえています。SDGs(持続可能な開発目標)に真っ向からとり組む酒蔵です。
穏のクチコミ・評価
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haya
4.5おだやか 生酛 夏の純米吟醸です。
すーさんからの夏の贈り物🍉
・香りは穏やか
・メロン風味
・ジューシーでやや厚みのある口当たり
・シャープなキレと酸味が先行
・後からグッと旨みと苦味が押し寄せる
・ボリュームあるけど、爽やかな飲み心地
ラベルは、ニヤリとしたカエルに、青い炎のパンチ👊
夏っぽく遊び心があって、元気をもらえて気分が上がる⤴️
dancyuを復習しながら一杯やると、蔵元の思いが沁みる🌾
このおだやかは、22年から生酛づくりに変更されたのですね📝🤔
きちんと読み解くと、「にいだしぜんしゅ」と、「おだやか」の設計やレシピが興味深い!
僕は、「おだやか」嗜好と認識していて、やはり、すーさんのセレクトが的確だなぁと。
#すーさん、今回もありがとうございます😄
#まだもう一本ある。
#おまけもある🎶酒の種類 生もと
テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1
2023年6月30日
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Kuri
4.0おだやか 純米吟醸 木桶仕込み
こちらは,おだやかの木桶仕込みになります
通常版と異なるのは,昔ながらの木桶で仕込みを行っているところです
ラベルは某有名アニメーションに倣った「機体色ラベルシリーズ」とのこと
こちらも蔵のイベントで購入しましたが,1年熟成となっています
香りが上品です
口の中で広がっていく味は濃いめで,甘味からの酸味でしっかりまとまっています
抜ける際に辛口の良さを感じられ,すっきりとキレていきます
木桶でしっかりと熟された香りがまとっているので心地よいです
木桶仕込みはぜひ今後も続けてほしいですね〜!特定名称 純米吟醸
原料米 美山錦
酒の種類 一回火入れ 生もと
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
2023年6月23日
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穏が購入できる通販
穏の酒蔵情報
名称 | 仁井田本家 |
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特徴 | 仁井田本家のある郡山市田村町は、東北地方最大の前方後方墳が発見され、坂上田村麻呂が蝦夷追討のため守山城を築くなど、古来より栄えた土地だ。1711年(正徳元年)に仁井田本家が創業し、2011年の4月に300周年祭を大々的に開催する予定だったが、東日本大震災の被災により中止となった。そこで、次の400周年を見据えたビジョンを作成し、「仁井田本家の使命は日本の田んぼを守る酒蔵」と決めた。 自社田6町歩の栽培も含めて、使用米は自然栽培のみと潔い。純米酒率も100%だ。今の目標は、田村町金沢の田60町歩をすべて自然田にすること。自社田では有機肥料も使わず、稲藁・籾殻などを田んぼに返す無肥料自然栽培を実施している。 また、酒造りは醸造用乳酸無添加を徹底し、生酛と白麹使用による自然派酒母のみの仕込み。酒蔵のスタッフ全員が、発酵のプロフェッショナルになる、をモットーに、日本酒だけでなく、「こうじチョコ」や甘酒などノンアルコールの商品開発も行なう。毎月開催している酒蔵祭りで、販売し、多くのリピーターを獲得している。「また来たい蔵になろう」が合言葉だ。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 金寶 穏 金寶自然酒 田村 にいだしぜんしゅ 番外自然酒 かをるやま |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県郡山市田村町金沢高屋敷139 |
地図 |
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