「全国新酒鑑評会」では6年連続で金賞受賞場数第一位にある福島県。すっかり吟醸産地として定着した感があるが、若手蔵元の台頭がめざましいことでも評価が高まっている。その中でも今一番の注目株といえるのが、2018年で8造り目を迎える蔵元杜氏・松崎祐行氏だ。 福島県が開発した「夢の香(かおり)」で全国に挑み続け、杜氏就任の年から2018年まで7年連続で金賞受賞をはたしているほか、2017年には「サケ・コンペティション」で後援するダイナースクラブから「若手奨励賞」も受賞している。特定名称の他製品もこの米の特性を活かし、爽やかな味の流れとふくよかな飲み口が調和したところに一貫性が感じられ、「山田錦」を使用したものとは明確に異なる特徴を確立している。
- 日本酒ランキング 14位
- 福島 日本酒ランキング 1位
廣戸川のクチコミ・評価
-
-
-
fuji
4.5廣戸川 純米吟醸 無濾過生原酒
原料米:夢の香、精米歩合:50% アル度数:16
酵母:県酵母 日本酒度:非公開 酸度:非公開
製造:2023.01 ネット購入1,815円(720ml)
1. 吟醸香:B (A.明快な主張 B.そこそこ有り C.特徴弱い)
やや甘い感じのりんご様。
2. 甘さ、酸味、苦み
開栓時、発砲性の舌への刺激が僅かにあるが数日で消えるレベル。甘みがしっかりある。奥深い苦み系。強くはないがそれなりの酸味。苦みと酸で複雑な旨みがあり、何か主張を感じさせる奥深さがある。
3. 淡麗か芳醇か
しっとり芳醇系。
4. 総評
無濾過生原酒なのでとろりとまろやか、コクがある。こういった重く深い味わいはどうしても背後に苦みがある。この酒質は宮寒梅 純米大吟醸、醸し人九平次 純米大吟醸などと似ている。夢の香は写楽でも使っている酒米であるが決してメジャーではない。地元産のこだわりと技術力があるのだろう。ちなみに廣戸川という川は地図に記載無い。松崎酒造の地元を流れる釈迦堂川の別名のようだ。
5. また買うか:A (A.買う B.買うかも C.買わない)
特定名称 純米吟醸
原料米 夢の香
酒の種類 無濾過生原酒
テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1
2023年3月20日
-
-
-
-
-
-
-
廣戸川が購入できる通販
廣戸川の銘柄一覧
銘柄 |
---|
|
|
純米 にごり 生酒原料米:夢の香、 精米歩合:60%、 |
|
|
純米大吟醸原料米:夢の香、 精米歩合:45%、 アルコール度:16% |
純米 秋あがり精米歩合:65%、 |
純米吟醸 山田錦原料米:山田錦、 精米歩合:50%、 アルコール度:16% |
純米吟醸 雄町原料米:雄町、 精米歩合:50%、 アルコール度:16% |
廣戸川の酒蔵情報
名称 | 松崎酒造店 |
---|---|
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 廣戸川 石背 稲華かたり 千紅万紫 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県岩瀬郡天栄村大字下松本字要谷47-1 |
地図 |
|