享保元年(1716)創業。黄綬褒章を受章し、名実ともに丹波杜氏を代表する名杜氏青木卓夫氏が、丹波流定番酒、江戸時代の製法を再現する伝統酒、海外向けオーガニック酒など多種多様なラインナップを造り分け、若い蔵人とともに蔵を牽引する。 看板ブランドの『奥丹波』は兵庫県産の酒造好適米を100%使用。穏やかな香りと熟成によって醸成したふくよかな味わい。食中酒として長く愛飲されている。 丹波市の市島地区は有機農業の先進地として知られることから、同蔵も30年前から有機米による「自然酒」シリーズを手掛け、2025年6月には「有機JAS」認証を取得した。2022年に酒蔵も対象となった同認証の取得は、全国で未だ10蔵程度と珍しい。12代目の山名洋一朗氏は「伝統を背負う酒蔵として、昔の当たり前の農業を復興させ、メイドイン丹波の酒を国内外に発信していきたい」と力を込める。(鈴木真弓)
奥丹波のクチコミ・評価
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奥丹波の銘柄一覧
銘柄 |
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奥丹波 純米吟醸 |
奥丹波 純米酒 |
奥丹波 本醸造 |
奥丹波 特別純米 |
奥丹波 純米吟醸 生詰 |
奥丹波 渡船 |
奥丹波 野条穂 |
奥丹波 搾りたて |
奥丹波 にごり酒 醪 |
奥丹波 純米吟醸 ◯△□ |
奥丹波 錦醪 |
奥丹波 にごり酒 |
奥丹波 未鑑定大吟醸 プラチナラベル |
奥丹波の酒蔵情報
名称 | 山名酒造 |
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特徴 | 日本海からも瀬戸内海からも同じだけ離れた内陸、兵庫県丹波市にある山名酒造。「奥丹波」を醸す、江戸時代1716(享保元)年創業の老舗酒蔵だ。透明感のある綺麗な酒質は、2015(平成27)年に黄綬褒章を受章した青木卓夫杜氏が形づくり、長きに渡って支えている。 原料である酒米は契約栽培米を使用し、なかでも思い入れがあるのは「野条穂」。かつて山田錦とならぶ二大品種と呼ばれ、評価が高かったにもかかわらず、生育の難しさと収量の少なさから半世紀前に一度絶滅した伝説の酒米だ。兵庫県の酒米試験地に大切に保管されていたわずかな種籾に出会い、同蔵の手によって現代に蘇らせた復活米である。 その他にも兵庫県が代表する「山田錦」をはじめ「五百万石」「雄町」、野条穂同様に古い系譜をもつ「渡船」「亀の尾」も使用している。古い歴史をもつ米は、現代になって開発された米と異なり、野性味に溢れ、ふくよかな香味が特徴となる。しかし名杜氏の手によって、小川酵母を使って丁寧に低温発酵された酒は、旨味がありながらも洗練された端正な味わいへと変化する。(関 友美) |
銘柄 | 奥丹波 吉見村 DRAGON EYE 錦醪 丹虎 山名 Hyogo Sake 85 酔ふて候 卓 千歳 萬歳 まるの輪 自然酒 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 兵庫県丹波市市島町上田211 |
地図 |
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