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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.09

レビュー数: 856

無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、あえてガツン系の肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年〜5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、食後酒にしてもいい。

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • gon78

    gon78

    4.5

    1791 2024/1 
    王祿 純米 超王祿
    春季限定しぼりたて 純米無濾過生原酒
    2023BY 富山産五百万石
    60% 17.5° 23/12 A+
    島根 松江市 王祿酒造
    1800 4235

    近所の日本料理屋さんで飲んでから久しぶりにきちんと飲みたいと思っていた王祿、しぼりたてが有ったので入手。
    開栓すると瓶と器に細かな泡。
    穏やかでさわやかな香りと風味、すっきりとした辛口だけど酸に支えられた濃厚な旨みがしっかり。
    燗で試すと少し軽やかになるけど冷酒でじっくりと楽しんだ。

    以前の記録
    560 2000/4(写真3,4)
    王祿 超辛純米 直汲無濾過
    純米無濾過生原酒
    +8.5 1.7 17.7° 00/3 B
    島根 東出雲町 王祿酒造
    1800 2940

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2024年7月22日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.7

    王祿* 丈径 直汲 2023 山田錦55% ☆5
    ウチ呑み王祿祭りの第2弾は、王祿の中ではやや濃醇タイプの丈径。2023BYと若いのでフレッシュ感あり、いつもより濃いめで甘も強め、とはいえフルーティーとか、華やかというのとはちょっと違って、しっかり王祿らしい独特の木香、ハーブ、ミネラルなどの複雑味を伴う。2年前に同じく丈径直汲を呑んだが、当時の感想としてはもっとフレッシュで同じく甘強く熟成感をもっと欲しいとある。それと比べるとフレッシュさは抑え目で、甘より強く、熟成感を求めないくらいの完成度。

    特定名称 純米吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2024年7月21日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 渓 にごり 純米吟醸 2022 山田錦55% 青☆3
    ウチ呑み王祿祭りの第1弾。開栓とともに自動攪拌とまではいかないまでも、底溜まりのオリが浮き、グラス内気泡多数。でも4月に呑んだ同じく渓にごりの2021の方が暴れた。入りはシュワシュワ、一瞬この流れでよくあるシュワフレッシュ⇒フルーティーかと思わせるが、すぐに独特のミネラル&木香を伴う辛苦へ。上澄みだけだと思わせの果実甘もほぼないので、やはりたっぷりのオリがいい仕事をしているのだろう。いずれにしても青☆のついた王祿のにごりは、この渓も麹屋もどちらも素晴らしい。

    特定名称 純米吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年7月14日

  • akim

    akim

    4.4

    王祿 純米大吟醸限定 生原酒 H30BY   
    いいお酒でもったいない感もありますが、燗でいただきました。いったん温度を上げ、かき混ぜて少し温度を下げて出してくれました。ちょうどいい燗で口当たりが良く、キレイで甘酸っぱの美味しいお酒でした。
    7/9 魚菜③

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 生酒 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2024年7月10日

  • eiji

    eiji

    3.8

    超王録
    島根県松江市東出雲町揖屋

    島根のお酒って感じ。わからんけど。
    しっかりとした日本酒。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2024年7月8日

  • シュワッチ

    シュワッチ

    4.5

    米の旨みがある辛口食中酒
    ガス無し

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2024年7月6日

  • kenkoudai3000

    kenkoudai3000

    3.9

    超 王祿

    熟成感があり度数高め、ドッシリとした印象。
    それでも嫌な重さではなく、味わって飲めます。
    ただ、梅雨のジメジメした暑さより、
    もっと美味しくいただける時期があると思います。

    720で2100円と税。

    2024年6月30日

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王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵である王祿酒造(島根)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図