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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.15

レビュー数: 822

無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、あえてガツン系の肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年〜5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、食後酒にしてもいい。

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • 酒オタクゆうき

    酒オタクゆうき

    【超 王禄 本生】2023/5
    酸味のある香り。レモン系?セメダイン。
    柑橘系の爽やかな香り。
    口当たりは、酸味。そこからジワーと米の旨味メイン。フレッシュな甘さ。そのまま消えていく。
    どっしり系だけどフレッシュで酸があって美味しい。
    レモン。柑橘系の香りと酸味。
    辛口ですっきり。
    冷たい時は、ひたすらに酸味の飲みやすいタイプ。モダン。
    少し温度があがると、米のコク?旨味と生酛っぽい味が出てくる。

    2024年3月18日

  • 矢坂

    矢坂

    4.5

    超王碌 2023 直汲み★★★★★

    お気に入りのお酒。星5がちょうど売っていてラッキー!

    香りはほんのり果実味を感じる米の香り。

    米の洗練された旨味がしっかりと広がる。アルコール高めだが
    それを感じさせない若いイチゴのようなジューシー感。
    苦みとボリュームがありながら心地いい余韻と共に
    フッと切れていく。
    今年のうちに金星が飲めればいいなあ...。




    2024年3月7日

  • Akihiro Nonaka

    Akihiro Nonaka

    4.2



    ちょー熟成感。こくこい。さん。
    発酵酸味チーズ的、
    ハチマル以外、最近あんまのんでなかったので、
    おー、ってかんじ。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年2月22日

  • ghji

    ghji

    4.2

    ハチマル 純米無濾過 3BY
    軽く熟成されている、糠やバニラや熟したバナナのような風味、旨みたっぷり

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年2月13日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    5.0

    王祿 出雲麴屋 直汲 2018BY 山田錦60%
    またまた某店頒布会からまだ☆表記のなかった時代のレアもの麹屋直汲が舞い降りてきた。この酒は約1年前(2022/10)にも同頒布会でお目にかかり、個人的なその年の酒オブザイヤーに輝き、無理を言ってもう一本年初の持ち寄り会用に購入させたもらった逸品(2017BY)の1年後輩もの。
    ここのは瓶詰め熟成なので5年経っているのにグラス内気泡ができ若干ピリ感あり、上立ちは王祿特有の神殿木香、2017BYと比べると入りから酸がしっかり感じられ、濃醇甘(王祿の中ではやはり一番甘が強い)と相まってコク旨味に思わず目を閉じて唸る。さらに燗は旨味増し、燗冷ましも柔らかく、どの温度帯も愉しめる。
    (2日目)スクリュー開栓時にまだシュッとして、舌先にピリ感が残る。初日よりしっとり、ちょっとだけ前へ出ていた酸も大人しくなり、よりベストバランスに。王祿の中ではもっとも濃醇旨口タイプに感じられる。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2024年2月10日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    5.0

    王祿** 純米大吟醸 2019BY 袋吊斗瓶取り 無濾過生原酒 山田錦35% 日本酒度+1.8 酸度 2.3 アル分17.5%
    続・正月酒、次は王祿最高位酒。もともと2年に1回発売だったが、これで3年連続発売&すべて2019BYなので、いわゆる当たり年だったのか?一昨年が仕込み26号106/180、昨年が奇跡の連番同号107/180、そして今年は25号32/180。一昨年の口切りは4.0とまだ若さがあって徐々にまったり4.6へ、昨年はあまりの旨さに5.0にしてしまったので、これ以上に評価上げられずだが年々旨くなっている。過去2年はそれでも頑張ってグダグダ書いたが、奇跡的な旨さにもはや言葉にならず。
    (2日目)とはいえ、少しだけ補足を。昨年の「王祿らしい神殿香からカラメル苦を纏った穀物甘にしっかりとした酸で円やか&滑らかな旨味を演出、中盤辛変するも熟成のお陰かスパッとではなく、しっとりキレる感じで、終盤の苦渋はわずかに添えられている程度」とあるが、王祿香はあるもより柔らか、味わいはより円やかで真綿のような甘が実にふんわりと優しく、「しっとりキレる」さえも感じないほどで苦渋もほぼない。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年1月20日

  • yasumotor

    yasumotor

    4.8

    島根旅行で入手した王祿80を冷やしていただきました。一言で言って甘旨。濃い。
    滋賀の不老泉や大治郎を彷彿させる、どっしり味わい系?
    度数17.5でしたが、すっと四合瓶空いてしまいました。
    一升瓶にしときゃ良かったと後悔。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2024年1月12日

王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵イメージ

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図