江戸初期の寛永2年(1625)創業という石川県最古の銘醸。昭和の高度経済成長時代にマーケティングの手法を取り入れ、メディア広告にも積極的に取り組んだ13代目福光松太郎氏が、いち早く酒造好適米の契約栽培化と有機栽培化を推進し、酵母の開発や社員蔵人制度を導入。後の品質本位の時代到来を見据えた基盤を整えた。 従来の銘柄は『福正宗』一本で、金沢を代表する銘酒として地元中心に親しまれていたが、1990年代には『黒帯』『加賀鳶』『百々登勢』『瑞秀』『風よ水よ人よ』『初心』といった基幹ブランドを次々に立ち上げ、マルチブランド展開を開始。 主力の『加賀鳶』は加賀藩江戸屋敷お抱えの大名火消しの名で、長半纏に染め抜かれた雲に雷をモチーフにしたロゴマークは、加賀鳶連中の心意気と地酒の力強さを表現。酒質はキレの良さ、旨味のバランスが特徴。「辛口なのに、旨味がある」「飲みやすく、飲みごたえもある」と熱く支持されている。(鈴木真弓)
加賀鳶のクチコミ・評価
加賀鳶の銘柄一覧
加賀鳶の酒蔵情報
| 名称 | 福光屋 |
|---|---|
| 特徴 | 福光屋(ふくみつや)は江戸時代初期1625(寛永2)年創業の、金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵である。前身であった酒蔵を、安永年間(1772〜1780)に福光町から金沢へやって来た“塩屋 太助”が買い取ったのが始まりとされている。七代目が「塩屋」の称号を、先代の出身地の名をとって「福光屋」と改めた。銘酒は「福正宗」が長らく知られ、地元ではナンバーワンのシェアを持ち、かつては金沢の文豪、室生犀星も愛したお酒としても知られている。酒造りの特徴は、霊峰白山の麓より百年の歳月をかけて辿り着く豊富な仕込み水を贅沢に使用し、1960(昭和35)年から各地の生産農家と土作りから共に取り組む契約栽培がある。2001(平成13)年より全て純米造りに変え、出荷量が生産高万石単位の酒蔵では全国初の試みとして業界内外で大いに注目を集めた。1990年代からマルチブランド政策を打ち出し、「加賀鳶」「黒帯」「百々登勢」など次々と基幹となるブランドが誕生。若年層や女性などにも好まれる日本酒を積極的に開発している。「伝統は革新の連続」を信念に持ち、長い歴史のある酒蔵だが歴代の蔵元はその時代の変化をしなやかに受け止め、基本は受け継ぎながらも、時代にあった酒を世に送りだしている。 |
| 酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
| 銘柄 | 福正宗 加賀鳶 黒帯 百々登勢 風よ水よ人よ 鏡花 初心 酒炭酸 瑞秀 武士の一献 ドミニク・ブシェ 六瓢息災 加賀纏 ITAYA フロム・ザ・セラー(FROM THE CELLAR) コウノトリの贈り物 生冷 KIREI 禱と稔 金沢美人 碧龍 加賀桜月 そして伝説へ 森の露 氷室の雪 しろき 金沢慕情 金沢涼風 いのたち |
| HP | 酒蔵ホームページはこちら |
| 所在地 | 石川県金沢市石引2丁目8−3 |
| 地図 |
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