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  4. 山三 (やまさん)

長野 / 山三酒造

4.13

レビュー数: 176

新生・山三酒造の象徴として、社名と同じ「山三」を主力銘柄にすえている。 長野県が開発した最新の酒造好適米「山恵錦」を用いており、透明感のある中にもさまざまな味の要素が潜む、この米のポテンシャリティの高さが表現された「山三・山霞」。若い梨のような香気が立ち上がり、炭酸ガスからくるかすかな苦味があるが、軽い甘味がベースを支えきれいな後口に引き継がれていく。無濾過生原酒というと、濃密で強い香味のイメージを連想させるものだが、ガスの感触からくるフレッシュな感触はあるものの、むしろ細くデリケートなバランスの上で成り立っている酒であることがわかる。うすにごりの見た目の淡い印象も「山霞」の名が表す通り、香味のかそけきイメージにつながっている。 長野県が生み出した酒造好適米の中では、比較的にたっぷりとした味の載りを感じさせるのが「ひとごこち」である。この米の特性である旨味の要素を上手に引き出し、丸みのあるやわらかな酒質に仕上がっている「山三・初雪」。香りはイチゴのような可憐さがあり、口中に湧き立つようにふくらみながら味わいをリードしていく。かつて「アルプス酵母」というと、華やかな香りを生み出す代名詞のようにいわれた時期があったが、強すぎることなくほどよいトーンで穏やかに広がるところに品格の良さが感じられる。口中に感じるフレッシュな炭酸ガスが味にアクセントをつけているが、苦味や酸味は少なく後口のまろやかな味わいにより、急峻な山なみというよりもなだらかな山の稜線を思わせる穏やかな印象を与える。(松崎晴雄)

山三のクチコミ・評価

  • 協会69号

    協会69号

    4.1

    山三 純米吟醸 無濾過生原酒 ひとごこち
    自分は信州人なので山三は手に入るからキャンペーンは他県の方にと思いつつ内心は
    イイナ  ಠ⁠︵⁠ಠ
    ウラヤマシイナ  .(⁠ ⁠≧⁠Д⁠≦⁠)

    と言うことで山三購入(⁠・⁠∀⁠・⁠)
    以前飲んだ初雪は純米の荒々しさが出てましたがこちらは純吟でマイルドになっています、どちらも苦みが良いアクセントでキレを出してますね🐴
    復活山三は同じ上田の信州亀齡を意識して造ってるそうですがラベルは宮坂酒造寄せ?😄

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年7月22日

  • コンテンダー

    コンテンダー

    4.1

    信州上田出張編

    駅ナカにやきとり番長なる店を発見、寄る。

    店の棚には日本酒垂涎の亀齢もあったが既に岡崎さんで買ったのでパス。口開けとして最近復活した山三から口火。

    山三1回火入の生原酒で山恵錦

    ストレートにフレッシュな果実感が程よく弾ける。でもストレートと表現する割には長野の酒特有の水の柔らかさがするりと米の甘味を解いていく。強烈なインパクトというよりも後でふっと思い出せるそんな優しさを感じる。

    原料米 山恵錦

    酒の種類 一回火入れ 原酒

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1

    2024年7月20日

  • gon78

    gon78

    3.5

    1798 2024/2 
    山三 純米吟醸生酒
    ひとごこち 五割五分 うすにごり 2023BY
    長野東御市八重原産ひとごこち100
    55% 15° 24/2 A
    長野 上田市 山三酒造
    1800 3080

    昔、上田で購入した真田六文銭の蔵。
    休蔵を経て昨年からリスタートした模様。
    穏やかな風味、少し甘めで柔らかな味わいと後口の程よい渋み。
    燗で試すとメリハリが無くなる感じだったので最後まで冷酒にて。

    余談:休蔵する蔵もあれば復活してくれる蔵もある。
    廃業してしまった好きだった蔵も復活してくれるといいのに…

    以前の記録
    331 1997/8
    真田六文銭 特別純米酒
    美山錦・金紋錦 50%
    +2 1.4 アルプス・K1001・K901 B
    長野 丸子町 山三酒造
    720 1428 上田にて

    特定名称 純米吟醸

    原料米 ひとごこち

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2024年7月18日

  • genin

    genin

    4.5

    山三 純米吟醸 ひとごごち五割五分うすにごり 55%15度
    久しぶりの日本酒。結構前に飲もうと思って買って今日にいたる。開栓時シャンパンのような音。シュワとして青りんごのような味わい

    特定名称 純米吟醸

    原料米 ひとごごち

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年7月14日

  • 小野雄町

    小野雄町

    4.4

    山三 純米大吟醸 山恵錦 四割 無論生原酒

    久しぶりの山三 最近人気者になってきましたね

    香りは穏やか 含むとチョイチリな口当たり
    果実感たっぷりな味わい
    爽やかでジューシーな酸味が心地好い
    甘さとドライさがマッチしている

    2024年7月12日

  • oji_boy53

    oji_boy53

    4.3

    純米吟醸 金紋錦 五割五分
    無濾過原酒
    濃いめのエクリュのような

    うまいっす👴✌️

    特定名称 純米吟醸

    原料米 金紋錦

    酒の種類 無濾過 一回火入れ 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年7月11日

  • ひろし

    ひろし

    4.2

    山三 純米吟醸 ひとごこち 無濾過生原酒

    シュワピチ→甘旨酸〜少苦〜〜

    特定名称 純米吟醸

    原料米 ひとごこち

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2024年7月7日

  • nao

    nao

    4.5

    山三 純吟 無濾過生 ひとごこち山恵錦 税込1540円

    含むとチリチリフレッシュ
    柑橘系の香りと酸味
    中盤はマスカット系な甘旨味
    後半はビターな酸味で少しアル感

    毎度このお値段で美味い酒でたまりませんねー
    信州頒布酒を頂く際に、芳醇系で2000円以内の酒を3本適当に入れてと伝えたいうちの1本
    雑な注文ですが安心と信頼があってこそです

    2024年7月6日

  • シュワッチ

    シュワッチ

    4.9

    山三飲み比べキャンペーンで頂いたお酒です♪
    巨峰の様なフルーティーな甘み
    シュワ感そこそこ
    控え目な苦味酸味
    バランスよく高貴なお酒
    木の香りもあります

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 金紋錦

    酒の種類 無濾過 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2024年7月5日

  • hagi

    hagi

    4.5

    山三 純米大吟醸
    金紋錦 三割五分 無濾過原酒
    山三酒造株式会社


    酒タイムプレゼント🎁飲み比べ🍶🍶
    次は無濾過原酒。

    おー、こちらは無濾過原酒だけあって、濃い感じします❗
    一割多く削ってますけど、少し辛口寄りに感じます✨
    でも香りはこっちが高いか?
    含んだ直後は濃厚に感じますが、スッとキレる❗
    アルコール度数も違うし、さっぱりしているかな(゚∀゚)
    うーん、食中酒向けなのはこっちですね~💕

    こんなに美味しい2本を送っていただき、ありがとうございます🙇
    これからも日本酒を愛して少しでも日本酒好きを増やせたらと思いますし、秋田の日本酒を消費してもらうようにコメント、レビューしていきます💪

    ただ、来月から生活変わるのでちょっとペースダウンと、「いいね!」くれた方の閲覧が遅れるかも😅
    マイペースで頑張ります💦


    #MEN TIME
    #桜野(鹿角市)
    #ニラそば
    #桜木屋の姉妹店?
    #やっぱり美味いと思うし、人気店
    #自分はニラそば派
    #唐揚げも美味いらしいがまだ未体験
    #桜木屋グループ、たまに行くのが美味いと思えるコツ笑

    2024年6月28日

山三の銘柄一覧

銘柄
山霞

山霞

精米歩合:50%、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アルコール度:15%

初雪

初雪

原料米:ひとごこち、精米歩合:60%、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アルコール度:15%

紫翠

紫翠

原料米:山田錦、精米歩合:39%、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アルコール度:14%

山三の酒蔵情報

名称 山三酒造
特徴 久しく製造を止めていた酒蔵が、再び造り出すケースがふえている。これらは一様に「復活蔵」といわれているが、旧来の場所や設備であっても、新たな経営のもとでコンセプトを一新して再スタートを切る例も少なくない。 まったく新しい酒蔵として生まれ変わることから、復活というよりも再生がふさわしく「リボーン蔵」と呼ばれることもある。約10年の休造期間を経て、2023年から酒造りを再開した山三酒造も、いま一番新しい注目のリボーン蔵である。  佐久出身の荻原慎司社長が事業を継承し、京都の酒蔵で頭を勤めていた栗原由貴氏を杜氏に抜擢。蔵から近い東御市八重原産の酒米のみを用いて、時代に合った酒造りを標榜する。製品は現在3種のみをリリースしているが、いずれも無濾過生原酒によるフレッシュな酒質を生み出している。 ガス感を伴った現代的なスタイルだが、軟水の仕込み水の特性を反映しタッチのやわらかな軽妙な仕上がりとなっている。ほどよい香りも味の繊細さとともに心地良い感触を引き出し、蔵元、杜氏の双方がめざす食中酒としての方向性が一致していることが感じられる。(松崎晴雄)
酒蔵
イラスト
山三の酒蔵である山三酒造(長野)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 真田六文銭 幸村のふる里 山三
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 長野県上田市御嶽堂687−1
地図