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越乃寒梅 (こしのかんばい)

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新潟 / 石本酒造

3.58

レビュー数: 290

地酒ブームが勃興する前夜、昭和40年代に‟幻の酒”と呼ばれ、すでに愛飲家の垂涎の的となっていた入手困難な酒。戦中戦後の米不足の時代から良い米を選び高精白に徹し、端正な酒造りに励んできた。戦後の高度成長期、甘口の酒が市場を席巻する中で、水のようなきれいな飲み口が評価され、新潟の酒のアイデンティティーといわれる‟淡麗辛口”の礎を築く。新潟のみならず地酒全体の価値を上げ、多種多様な銘柄や製法が注目されるきっかけとなった。現代日本酒の潮流を生み出す契機となった銘柄として、あらゆる観点から見ても「越乃寒梅」を超える存在はないといえるだろう。  意外にも創業は1907年(明治40年)と全国的に見ても新しいが、地元・亀田郷(現在の新潟市江南区亀田地区)の人たちが気持ちよく晩酌で楽しめる酒を届けたい、という地域の飲み手を慮る気持ちが品質志向を貫く原動力でもあった。級別時代の1級酒が規定のアルコール度数15度台よりも、1度高く出荷していたのも、少ない酒でも心地良く酔えるようにという心遣いからだ。かつてはなかなか手に入らない希少性だけに目が奪われる面が強かったが、このような実直さがあったからこそ人々から慕われ業界内でも尊敬を集め、高い評価を得ることができたのである。  酒質は決して派手さはないが、モノトーンの風味の中にもひそやかな旨味が感じられる。奥ゆかしくも気品ある味わいに、ぶれることなく地元に愛される銘酒として在り続けてきた、酒蔵の矜持と良心を見ることができる。(松崎晴雄)

越乃寒梅のクチコミ・評価

  • こまつがわ
    recommend ピックアップレビュー

    こまつがわ

    4.0

    越乃寒梅 Lagoon

    スーパーで見慣れない越乃寒梅を発見。
    高アルで濃厚タイプの新しいシリーズとのことなので捕獲しました。
    蔵元HPでは春の限定品のようですが、買ったのは8月。
    希望小売価格 720ml 1,485円(税込)ですが、オーケーではたぶん少し安かった。

    常温から。酸味ほどほどで滑らかな入りから、アル感強めのしっかりボディ。ラスト辛口でキレ良し。
    お燗はふくよかな旨味感じる。

    酒としては旨辛口の好みのタイプです。
    特に濃い味や油っこいアテに負けないタイプですね。
    ただし、和食全般との相性は越乃寒梅では白ラベルの方が上かな?

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2022年9月28日

  • 麺魔
    recommend ピックアップレビュー

    麺魔

    4.0

    越乃寒梅 亀田郷 大江山産
    越乃寒梅の地元、大江山産の五百万石を使用し、新潟県内限定のお酒です☆
    香りはキレイな吟醸香があり、飲み口は軽め。
    お米の旨味がしっかりと感じられます。後味は辛口でキレが良く、まさに淡麗辛口です。
    久しぶりに飲みましたが美味いです。
    個人的には常温辺りから燗が美味しいお酒だと思います。
    当然食事にも合う飲み飽きしない美味しい晩酌酒です^_^

    特定名称 普通酒

    原料米 五百万石

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年2月9日

  • 棚田米
    recommend ピックアップレビュー

    棚田米

    4.5

    家から少し離れた初めて行く酒屋で買ってきました。越乃寒梅 純米吟醸 浹(あまね)です。

    冷や(常温)でいただきます。


    穏やかな香り。

    口に含むと瞬時に感じるまろやかな口あたり。

    ラベルに書いてあるようにしっとりやわらか。
    甘いとか辛いとか、そんな何かの指標が突出しているわけではなく、ひたすら雑味なく穏やかでホッとします。

    いやー、旨い。

    素直な浹はやっぱり魚に合わせたい。

    旨い。。

    使用米:五百万石、他、酒造好適米
    精米歩合:55%

    特定名称 純米吟醸

    原料米 五百万石

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:辛い+1

    2023年2月23日

  • Kaorinrin

    Kaorinrin

    3.5

    越乃寒梅 吟醸 別撰

    赤羽3件目で越乃寒梅を発見♪
    先輩サケタイマーさんのレビューを拝見して、久しぶりに飲んでみたいと思っていました☺️
    とっくりで出てきましたが冷酒です。

    アルコールとうすーくリンゴっぽい香り。
    うんうんなんだか懐かしい、ザ・淡麗辛口のすっきりドライテイスト。
    わずかにアルコール由来の甘さがありますが、シャープでスルスル飲めてしまいます😌

    モダンな純米系に上書きされた記憶の奥の、こうした日本酒を通り過ぎてきた歴史が蘇る、なんともノスタルジックな味わいでした♪
    そしてこの後4軒目へ・・

    特定名称 吟醸

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2025年4月26日

  • Junmai Gaijinjo

    Junmai Gaijinjo

    3.6

    日付 (ひづけ): 2025年4月19日
    製造年月 (せいぞうねんげつ): 24.05
    提供温度 (ていきょうおんど): 5°c
    酒器 (しゅき): 有田焼/ガラス
    香り (かおり): nice sake aroma with a very light fruitiness.
    味 (あじ): well balanced between sweet and dry. I think it leans slightly towards the sweet side. It has light flavor but it's delicious and unobtrusive.
    色 (いろ): Clear with hints of gold.
    ペアリング: いかくん
    購入日 (こうにゅうび): 2025年2月16日
    店 (みせ): Mitsuwa
    サイズ: 720ml
    価格 (かかく): $49.99
    保管温度 (ほかんおんど): 3°c
    追加メモ (ついかめも): なし

    2025年4月20日

  • まさ

    まさ

    3.5

    越乃寒梅 吟醸酒 別撰。

    近くのスーパーで購入(多分数十年ぶり)。
    安酒呑むたびに二日酔いしてた若い頃、淡麗辛口ブームを牽引した本品を「美味しい~」と呑んでましたが、さてさて・・・

    グラスに注ぐと、香りはほぼ感じず(ほんのり甘い?+アル臭?)。
    口に含むと、すっきりした酸味。甘さはほぼ感じず、明確に辛口です。
    アル16度なのに、ボディはかなり軽い。
    最後は軽い苦味で切れる。

    これは・・・まさしく「淡麗辛口」。私的には「超淡麗大辛」。
    さっぱりすっきりですが、今基準だと旨味や飲みごたえがなく物足りなさも。

    ところが、食中酒にしてみると・・・
    甘辛いカレイの煮つけ、旨味たっぷりローストビーフを合わせると「旨い!!」
    何に合わせても邪魔しないし、寧ろ相乗効果で美味しく感じます!

    古風なお酒ですが、長年のベストセラーというのも理解できます。
    単体3/食中4の平均3.5点としますが、そもそもこのお酒は単体飲みを想定してないと思うので、正当な評価は4点以上かな。

    それにしても、過去のプレミア酒がスーパーで並んでいるのは嬉しいような寂しいような・・・ご馳走様!!

    特定名称 吟醸

    テイスト ボディ:軽い+2 甘辛:辛い+2

    2025年4月4日

  • mk

    mk

    5.0

    今までと違う?今年は美味いなぁ。
    スッキリして辛さを感じず、ほんのりあまい。
    越乃寒梅らしからぬ味とも感じるけど、好みではある。
    淡麗辛口と淡麗旨口の間くらい?

    テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1

    2025年4月3日

  • カノン

    カノン

    3.8

    白ラベル。
    新潟日本酒飲み比べ、2本目。
    冷やでいただく。
    ほんのり甘さある旨み、ゆったりとキレる後味。
    一昔前のうまい日本酒はこんな感じ。今も愛されているのだろう。変わらぬ味わいもまた日本酒の醍醐味。

    2025年4月2日

  • そう

    そう

    4.2

    越乃寒梅 純米吟醸 洽爽
    辛口よりの中辛口たけど、甘味もあり。コクはそこそこ
    食中酒に最適

    イオン3500

    特定名称 純米吟醸

    原料米 その他

    テイスト 甘辛:辛い+1

    2025年3月23日

  • Hidesan

    Hidesan

    4.0

    amane 純米吟醸 旨い

    2025年3月16日

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越乃寒梅の酒蔵情報

名称 石本酒造
特徴 石本酒造は、新潟県の中央部分に位置する亀田郷と呼ばれる場所で1907(明治4)年に創業した。冬になると雪が積り厳しい環境となるが、信濃川や阿賀野川が流れ、豊富な水源など、酒造りには適した環境であった。江戸時代には梅の産地としても有名で、「越乃寒梅」の名は、厳しい冬を超えて春に美しい花を咲かせる梅の木になぞらえて付けられたとされる。第二次世界大戦の頃の国策で醸造用の糖類やアルコールを添加したいわゆる「三増酒」が多く造られる中で、”量”ではなく”質”を追い求め、すっきりした辛口の味わいにこだわり続けた。昭和40年代頃、大手メーカーを中心として”濃醇甘口”の酒が全盛期の中で売り上げが低迷するも新潟県で唯一”淡麗辛口”を出荷していた歴史を持つ。地元の新潟県産米だけでなく、兵庫県志染町の地区で造られる最高級「特A」ランクの山田錦を吟醸酒以上にすべて使用。同地区で造られる米は全量、石本酒造へと出荷されている。時代が変わるにつれ嗜好や流行りが変わる中で、雑誌に掲載され一時は「幻の酒」と呼ばれるなど全国へ知名度が広まっても、創業当時の「人に喜ばれる酒造りをする」というこだわりを変えることなく、いつの時代にも愛される酒を目指し醸している。
酒蔵
イラスト
越乃寒梅の酒蔵である石本酒造(新潟)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 越乃寒梅
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 新潟県新潟市江南区北山847−1
地図