越乃寒梅 （こしのかんばい）

越乃寒梅　純米吟醸　灑
2018年8月23日 新潟出張の帰り、新潟駅「ぽんしゅ館唎酒番所」にて唎き酒②。
5品500円。越後の酒蔵全92蔵の日本酒の唎き酒ができます。

記録用。

【ギンジョウシュノススメ】一吟
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

有名な学問のすゝめの冒頭部分です。
本来平等な世界に蔓延る不平等。
それは学ぶか学ばないかによって生まれる差であるという教訓ですね。

なぜか大吟醸より下に見られる吟醸。
なんなら特別本醸造のほうが上等やと思われガチな吟醸。
吟醸と検索すると圧倒的に出てくる純米吟醸。
吟醸って一番可哀想なポジションなのでは？

そんな吟醸にスポットライトを当てる【ギンジョウシュノススメ】イベント。
問題提起してくれたシェルパ兄さんには感謝するんだな。
タヌキにもか。
正直なところワタクシ純米神話を持ち合わせていないもので吟醸神話に興味津々なのでございます。

（以下、シェ淫）
アルコール添加は技術です。
昔のような醸造アルコールを添加して嵩増しする行為は過去の産物です。
確かに普通酒、本醸造、特別本醸造クラスだとアルコール辛く喉の奥がカーッとなる日本酒にあたる事もあります。
が、それも経験ですし醸造アルコールが入っているからと言う理由だけで敬遠するのももったいないですよ。

吟醸には吟醸の良さがある。

皆さんも一緒に学問に励みましょう！
✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ほのかな吟醸香があり、口当たりは軽く滑らか、飲み口が良く、後味に旨味が拡がる、ふくらみのある上品な味に仕上がっています。
吟醸酒ですが、常温でも、ぬる燗でもよし。お酒が進んでも、最後まで変わらぬ味をお楽しみ頂ける、石本酒造自慢のお酒です。

売り文句といい紫の欲求不満ムンムンラベルといい中々ええ感じ♬

越乃寒梅にも色んな種類があって紫乃寒梅もあるんですね。

社会人らしく結論から申し上げます。
ぬる燗が良き～♥

JOUではややアルコール臭が目立ちます。
コレを呑んだ限りでは吟醸香というものは感じませんでした。
まあ製造年月が20年11月なんで新しい状態ではどのレベルか分かりかねますが…
やや香りに難はあるものの…
確かに呑み口は軽く滑らか～
しっかりと山田君の甘さとふくらみを感じつつそこそこキレもあります。
唯一の減点はアルコール臭。
もしかしたら開栓してしばらく寝かしたらなくなるかもしれません。

ヒエヒエにするとアルコール感は少なくなってちょっと軽快な感じに。
確かにハレの日に相応しい上品な味わい。

品格ある一輪。
確かに分かるわぁ。

ええ着物纏った姐さんて感じ。
静也のお母さん。

こういうタイプが本領発揮するんはやっぱり燗ですよね～♬

アツアツにするとまだアルコール臭が少しします。

が…
が…
が…
ガガガSP。

ぬる燗ぐらいになるとアルコール臭は消え失せすんばらしいバランスの甘旨酒に変貌を遂げる。

( ゜д ゜)ﾝﾏｰ

さすが大手の特撰？だけある。
アルコール感が苦手な方にはオススメはしません。

が…
が…
が…
ガガガSP。

ある程度色んな日本酒を経験された方ならある程度その良さに気付いてもらえそうなお酒です。

ギンジョウシュ━━━━

中々奥深いんやないのー？
ふくよかな大吟醸みたいな？
香りの強い特純みたいな？

まあ初日やし★4.0ぐらいで許しといたろか。
明日は満点が確定してるしね(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ

３日間、一緒にギンジョウシュについてお勉強いたしましょう⤴️

#ギンジョウシュノススメ

越乃寒梅 無垢 純米大吟醸酒(兵庫県三木市産山田錦)
2017年5月18日 新潟出張の帰り、新潟駅「ぽんしゅ館唎酒番所」にて唎き酒①。
5品500円。越後の酒蔵全92蔵の日本酒の唎き酒ができます。

越乃寒梅 純米吟醸 灑(石本酒造：新潟)⁡
米不明⁡
精米歩合55⁡
アルコール度数15⁡
日本酒度⁡
酸度⁡
アミノ酸度⁡
酵母⁡
⁡
今回は、越乃寒梅の純米吟醸なり。⁡
⁡
(以下、開栓直後)⁡
香　：穏★★⭐⭐⭐華⁡
味　：淡★★★⭐⭐濃⁡
甘辛：甘★★★⭐⭐辛⁡
軽重：軽★★⭐⭐⭐重⁡
中間・やや辛口⁡
⁡
口に含んだときの感覚：⁡
甘味★⭐⭐⭐⭐⁡
旨味★★★⭐⭐⁡
酸味★⭐⭐⭐⭐⁡
苦味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
渋味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
刺激⭐⭐⭐⭐⭐⁡
やわらかくなめらかな旨味⁡
ゆるりと広がり⁡
⁡
飲み込んだ後の余韻：⁡
甘味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
旨味★★⭐⭐⭐⁡
酸味★⭐⭐⭐⭐⁡
苦味★⭐⭐⭐⭐⁡
渋味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
刺激⭐⭐⭐⭐⭐⁡
ほんのわずかに苦味のような⁡
すっきりキレ⁡
⁡
で、結局どうなのよ？⁡
やわらか旨味。⁡
最初から最後まで心地好い旨味がするすると。⁡
いい感じだ。⁡

越乃寒梅
超特撰大吟醸です。

究極の食中酒を求めて
ほとんどレビューのないこちらのお酒にチャレンジしてみました。

何しろ普段用の別撰なら4つ分のお値段なだけに、期待が高まります。

結論から言うと
とても美味しかったのですが、いつもの越乃寒梅をもっとスッキリ美味しくしたという印象でした。

が、2日目少し角がとれて抜群のバランスになっていました。
うーむ…美味しい。
というか、奥が深い。

その後一週間経っても
崩れることなく美味しくなっていくのは
自分の飲み方にピッタリでした。

甘旨シュワ系は多くがすごいスピードで劣化で味が劣化していくお酒が多い中、しっかり作られている淡麗辛口のお酒は長持ちするだけでなく、さらに美味しくなっていくお酒が多いのもいいですね。

最初は蔵としての方向性がしっかりしているから芯の部分はブレないといった印象で、逆にそれなら別撰で十分美味しくいただけるのではといった感じでしたが、2日目以降美味しくなってきただけに実力の高いお酒だと思います。

最近は4分の1の価格でも美味しいお酒が多いので、最初リピートは多分コスパ的に無いと思っていましたが、時間経過とともに美味しくなるだけに、期間をおいて、またリピートしたいと思います。

初日星3.5

後日4.5

越乃寒梅別撰

単独では星3.5
刺身と合わせると星4.5

さすが淡麗辛口は繊細な料理によく合います。
八海山や久保田と同様に食中酒として無類の実力を誇りますね。
味の濃い料理には不向きかもですが、和食にはコレに限ります。

決してワイングラスが似合うようなお酒ではありませんが、それだけに日本酒っぽくて好きです。

以前純米大吟醸の無垢を飲んで美味しかったので、また飲みたくなりました。

越乃寒梅　吟醸　別撰。

久々に飲みました。何と言っても一昔前の[幻の名酒]ですから。

美味しいです。綺麗な味で、甘さを感じた後に適度な辛さが来ます。流行りのフルーティーなものが好きですが、基本に戻りたいときに丁度いいと思います。確か1400円くらいだったので、コスパ的にも優れています。

[幻の名酒]ですから、美味しくないわけがないので、考えるのに疲れたら越乃寒梅で行こう。

同じ値段のものなら自分は越乃寒梅＞久保田＞八海山です。

何かめでたいことがあったら次はもうちょっと奮発して上級の越乃寒梅を飲んでみようっと。

久しぶりの越乃寒梅。改めて呑みやすい。軽い呑み口で香りも爽やか。安定した期待通りの美味しさを作り続ける老舗ながらの素晴らしさを感じる。改めて久保田や八海山も呑みたいと思い出させる。

暑くなってきて、冷酒が美味い