全商品を生もと造りで醸造することで知られる260余年の歴史を誇る蔵元。原料米は、独自に開発した超扁平精米技術により磨かれ、酒米の持つ潜在力を引き出すなど、研究にも余念がない。仕込み水は安達太良山麓からの伏流水で中硬水。「大七 生もと 純米酒」は白桃のような上品な香りと、豊かなコクと旨み、酸味が溶け合い後味のキレもいい。15度前後の常温やぬる燗、あるいは熱燗にしてもふくらみのある旨みが楽しめる。料理は鍋や鶏のから揚げ、サーモンやホタテのテリーヌなど和洋選ばない。
大七のクチコミ・評価
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Kenji Iwasaki
4.5大七 純米酒(大七酒造:福島)
米不明
精米歩合69
アルコール度数15
日本酒度
酸度
アミノ酸度
酵母
今回は、大七の純米酒なり。
妹が福島に行った土産に、と。
(以下、開栓直後)
香 :穏★☆☆☆☆華
味 :淡★★★☆☆濃
甘辛:甘★★★☆☆辛
軽重:軽★★★☆☆重
中間・やや辛口
口に含んだときの感覚:
甘味★☆☆☆☆
旨味★★☆☆☆
酸味★★☆☆☆
苦味☆☆☆☆☆
渋味★☆☆☆☆
刺激☆☆☆☆☆
かすかな甘味
ふわりとやわらかい旨味
酸味はシャープに
少し渋も感じるかな
飲み込んだ後の余韻:
甘味☆☆☆☆☆
旨味★☆☆☆☆
酸味★☆☆☆☆
苦味☆☆☆☆☆
渋味★☆☆☆☆
刺激☆☆☆☆☆
キレがはやくてすぐにいなくなる
で、結局どうなのよ?
マイルド
口当たりはやわらかく
旨味酸味がいいバランス
酸味は個人的にはクエン酸系に感じた
旨し特定名称 純米
酒の種類 生もと
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
2023年9月1日
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大七が購入できる通販
大七の銘柄一覧
銘柄 |
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大七 妙花闌曲 |
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大七の酒蔵情報
名称 | 大七酒造 |
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特徴 | 大七酒造は、江戸時代の製法である「生酛づくり」一筋の蔵。生酛は手間と時間はかかるが、熟成に耐えるしっかりとした酒質の酒ができる。生酛にこだわり、30年前、全量生酛造りの蔵へと舵を切ったのが、太田英晴社長である。太田社長が携わったもう一つの事業が、2005年に完成した新蔵の建設だ。しかしこれが一大事。なにせ生酛は、蔵に棲み着いている自然の微生物が作用するつくり方。一気に古い建物を壊して、新しい建物に移るということはできない。数年がかりで徐々に移動し、生酛を仕込む酛場は、旧蔵の壁を剥がして新蔵に持ち込んだそうだ。 もう一つのこだわりは精米だ。精米所で削った米を見せてもらうと、通常はビーズのように丸くなる米が、楕円形の米の形のまま削られている。これを扁平精米といい、米の外側の、本当に雑味になる部分だけを削っているので、精米歩合50%でも、通常の精米歩合35%に匹敵する。これで酒が、さらに雑味のない味わいになるというわけである。 最近では、木桶仕込みにも取り組み、10年20年と、長期熟成に耐える生酛の可能性を追求。ブルゴーニュの高級白ワインのような食中酒をめざしている。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 大七 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県二本松市竹田1丁目66 |
地図 |
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