生酛造り一筋で醸す大七酒造の代表銘柄「大七(だいしち)」。創業当時は「大山」として親しまれたが、歴代当主が襲名する七右衛門にちなんで「大七」に改称された。伊勢から福島県の二本松に移り住み、1752年に創業した大七酒造。現在は10代目当主の太田英晴氏と、現代の名工にも選ばれた南部杜氏の佐藤孝信氏を中心に、生酛造りによる深いコクと力強さを追求した酒造りを行う。二本松は日本三井戸の一つ「日影の井戸」など自然豊かで名水に恵まれた地域。仕込みには安達太良山麓からの中硬水を使用する。原料米は主に山田錦と五百万石の2種に絞り、独自に開発した超扁平精米技術で磨くことで産まれた質の良い蒸し米が、安定的に高品質な酒を醸すことにつながる。伝統と最新技術を駆使して醸された大七酒造の定番酒「大七 純米生酛」は、ふくよかな旨みとコクを感じる食中酒。どの料理にもあわせることができ、数々の賞を受賞した実力酒だ。
大七のクチコミ・評価
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福島県 大七酒造 妙花闌曲(みょうからんぎょく・Myouka Rangyoku)720ml 要低温 オリジナル化粧箱入醸造年度2018/製造年月2023年11月以降
720ml
¥
19,800
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大七の銘柄一覧
銘柄 |
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大七 妙花闌曲 |
大七 宝暦 |
大七 箕輪門 |
大七 頌歌 |
大七 螺鈿 |
大七 純米吟醸 常温熟成 |
大七 真桜 |
大七 皆伝 |
大七 極上生もと |
大七 不倒翁 |
大七 純米生もと |
大七 木桶仕込み 楽天命 |
大七 純米生もと 山田錦 |
大七 純米生もとCLASSIC |
大七 雪しぼり 本醸造生原酒 |
大七 雪しぼり 本醸造にごり酒 |
大七 からくち生もと |
大七の酒蔵情報
名称 | 大七酒造 |
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特徴 | 大七酒造は、江戸時代の製法である「生酛づくり」一筋の蔵。生酛は手間と時間はかかるが、熟成に耐えるしっかりとした酒質の酒ができる。生酛にこだわり、30年前、全量生酛造りの蔵へと舵を切ったのが、太田英晴社長である。太田社長が携わったもう一つの事業が、2005年に完成した新蔵の建設だ。しかしこれが一大事。なにせ生酛は、蔵に棲み着いている自然の微生物が作用するつくり方。一気に古い建物を壊して、新しい建物に移るということはできない。数年がかりで徐々に移動し、生酛を仕込む酛場は、旧蔵の壁を剥がして新蔵に持ち込んだそうだ。 もう一つのこだわりは精米だ。精米所で削った米を見せてもらうと、通常はビーズのように丸くなる米が、楕円形の米の形のまま削られている。これを扁平精米といい、米の外側の、本当に雑味になる部分だけを削っているので、精米歩合50%でも、通常の精米歩合35%に匹敵する。これで酒が、さらに雑味のない味わいになるというわけである。 最近では、木桶仕込みにも取り組み、10年20年と、長期熟成に耐える生酛の可能性を追求。ブルゴーニュの高級白ワインのような食中酒をめざしている。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 大七 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県二本松市竹田1丁目66 |
地図 |
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