- 日本酒ランキング 10位
- 長野 日本酒ランキング 2位
長野の小布施ワイナリーが、ワイン造りが終わった冬に極少量、日本酒を生産。ブルゴーニュのドメーヌのように、長野産美山錦と自社産(無農薬/収量制限)美山錦を使い、培養酵母を入れない古典生酛造りで醸している。酵母により、フランス語の1(アン)、2(ドゥ)、3(トロワ)、4(キャトル)、5(サァンク)、6(シス)となる。程よい酸味と、とろりとした旨みと甘みがあり、口の中でゆっくりとふくらみ、そしてキレもいい。酵母の違いによる味わいの違いを飲み比べてみたい。
ソガペールエフィスのクチコミ・評価
ソガペールエフィスの銘柄一覧
銘柄 |
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DEUX原料米:美山錦、精米歩合:59%、アルコール度:16% |
TROIS原料米:美山錦、精米歩合:59%、アルコール度:16% |
QUATRE原料米:美山錦、精米歩合:59%、アルコール度:16% |
CINQ原料米:美山錦、精米歩合:59%、アルコール度:16% |
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ソガペールエフィスの酒蔵情報
名称 | 小布施ワイナリー |
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特徴 | ワインのようなラベル(エチケット)、裏に所狭しと書かれるこだわり。日本酒らしからぬボトルで知られる、その名もソガペール エ フィス。長野県上高井郡小布施町の「小布施ワイナリー」がごく僅かに生産する日本酒である。かつては清酒蔵として1867(慶応3)年に創業し、地元に愛される清酒を造る小さな蔵であった。当時の代表銘柄は「泉瀧」。だが、第二次世界大戦が激しくなるにつれ米不足が深刻になり、国策によって廃業を余儀なくされ、75年続いた蔵は歴史を閉じてしまう。1942(昭和17)年、家業を失った当時の当主、曽我市之丞はやむなく「小布施ワイナリー」としてワイン造りを始めるも、清酒造りを復活させることを目標とし国税局をはじめとして役所へ顔を覚えられるほどにまで通い続けた。そして戦後1962(昭和37)年、当時としては異例の清酒製造免許復活が果たされたが、20年ものブランクがあった。そこで清酒造りを支えてくれたのが「ワイン造り」であった。戦中、戦後の苦しい時代に曽我家を支えてきたワイン造りも同じく大事であるという考えのもと、唯一無二の「ワイナリーの思想を取り入れたSAKE」として復活する。現在はワイン造りの作業のない冬の僅かな時期のみ造られ、年間で6,000リットル程度の生産量であるため全ての作業が手作業であるという。毎年研鑽を重ね、同じ味わいはほぼ造られない。何故ワイナリーが日本酒を造るのか?それは、当主の情熱で勝ち得た日本酒造りの灯を消さないためなのである。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | ソガペールエフィス |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 長野県上高井郡小布施町押羽571 |
地図 |
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