光栄菊 甕月 亀の尾
上立ち香はとても華やかで、完熟したリンゴやメロンを思わせる。
液色はかなり黄色っぽい。
口に含むと割としっかりしたガス感。
凝縮したような甘味と酸味がガス感とともに炸裂する。
とにかくジューシー。
トップレベルにジューシーという単語が似合う。
ラベルからしてもっとしっとりした味わいなのかと思っていたが、そこまで落ち着いてはいないタイプで驚いた。
しかし後の方にほのかな苦味も感じられ、上品さも併せ持っている。
一口飲む度にうっまぁ……!と思える満足度の高さはさすがである。
お値段が約5,000円ということで気軽に飲むことはできないかもしれないが、値段に見合った完成度であるように感じた。
個人的に甘味爆発系はかなり好みなため非常に刺さった。
光栄菊は2度目だが、前回も星5をつけた記憶がある。
光栄菊への信頼度がまた増した。
甘口好きにはぜひとも飲んでいただきたい、文句なく最高においしいお酒である。