宝暦大七*** 生酛純米大吟醸 雫酒 2023BY 山田錦50%(超扁平精米)
大七の最高級コレクション、熟成期間は前回試した「妙花闌曲」が3~5年、この「宝暦大七」が1~2年とのことだが、個人的には大七は宝暦くらいで十分というか適度な熟成具合に感じる。若さというか固さを感じながらも、横に複雑に広がる感じは同じくあって、こちらの方がバランスが良いかも。いずれにしても生酛をこれだけエレガントに感じるのは稀。
もしやと思い主にワインに使う特殊な研磨技術を使ったデキャンタ(BIRDY.)を使用してみると、固さがほぐれ上立ちから華やかさが増し、味わいもより円やかに。ただし初日はかなり効果を感じたが2、3日目となると変化は少なく、つまり何もしなくても硬さは弱まった。とにかく素晴らしい生酛酒。以下過去投稿から。
「クリーミーで濃醇、シルキーで滑らか、グラマラスというよりエレガントなボディ。ワインでいうとブルゴーニュのちょいヴィンテージもの。もちろん単体でも愉しめるが、肉との相性バッチリで旨味の相乗効果ありあり」
特定名称
純米大吟醸
酒の種類
原酒 古酒 生もと
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通