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  4. 黒牛 (くろうし)

和歌山 / 名手酒造店

3.92

レビュー数: 554

創業は慶応2年。かつて万葉集で“黒牛潟”と詠まれたエリアに蔵があり、黒い牛の形をした岩が付近にあったことも、銘柄誕生の由来だと言われている。名水にも恵まれた土地で、紀州名水に選ばれた“万葉黒牛の水”と同じ水脈の井戸水を仕込みに使用。海が近い土地柄、ミネラルが豊富に含まれた硬水タイプで軟水に比べて発酵力が強いのが特徴だ。 その発酵力を生かして造るのは、旨みたっぷりのコクがある酒質。どっしりとしたキレがある男酒である。磯の香りが強い魚介類と合わせたくなる旨口で、キリッと強めに冷やしてじっくり飲みたくなる。酒の温度が上昇するとともに、じわじわひらいていく旨みも飲みごたえがあり、これぞ和歌山の地酒といったような朴訥とした味わいだ。 流行り廃りに惑わされず、いつ飲んでもその酒質がブレないのは、蔵元・名手孝和氏の強い理念はもちろんのこと、平成11年に入社し、平成23年に杜氏となった岡井勝彦氏が「黒牛」一筋に、長年かけて築き上げてきた研鑽の賜物である。今後ますます研ぎ澄まされていくであろう酒から目が離せない。(山内聖子)

黒牛のクチコミ・評価

  • こまつがわ
    recommend ピックアップレビュー

    こまつがわ

    4.0

    黒牛 ひやおろし 純米酒 中取り 瓶燗急冷・火入れ原酒 山田錦

    黒牛はしっかり味で基本的に好きな銘柄です。
    ひやおろしの原酒なら買わずにいられない。
    四合瓶1,540円税込

    初日、常温から。控えめな甘味にちょい強めの酸味。旨味乗ったしっかりボディの旨辛口。
    お燗もふくよか感でてなかなか良い。
    3日目、冷たいの。スッキリ淡麗辛口で黒牛らしくない。
    燗は初日同様の旨さ。

    常温から燗で飲むのが良い酒。
    能登杜氏の9号酵母は好みかも。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2022年9月30日

  • ogr
    recommend ピックアップレビュー

    ogr

    4.0

    直柔 純米吟醸 無濾過原酒。
    「直柔」さあ何と読みますか⁉️
    コンセプトは直汲みで柔らかさを
    引き出す。直に触ったら柔らかい
    では無いらしいです。

    無濾過生原酒のまま直汲み瓶詰め、
    瓶燗急冷したお酒。
    上立ちは早熟の瓜系で軽め、燗付けて
    丁度良い香りを放ちます。
    冷やはキレの良い辛口、モ〜と思った
    後の余韻が旨いです。
    禁断のストーブ熱燗、ぬるぬるの燗、
    やはり人肌の温もりは良いですね。
    香り、厚み、柔らかさ、少し甘えん坊で
    大変美味しいです♪

    アテ無しで完走。

    兵庫県産 山田錦50%精米×K1401酵母
    日本酒度+5、酸度1.6、アル分16.5。

    2023年2月12日

  • Dalmatian
    recommend ピックアップレビュー

    Dalmatian

    4.0

    黒牛 あきあがり 純米原酒

    大阪で飲んだ和歌山のお酒

    やや癖のあるとろりとした飲み口。
    どっしりと落ち着きのある濃厚な旨み。

    春先の生原酒に感じる瑞々しさや荒々しさ
    とはひと味違う力強さ。

    余韻の中のほのかな雑味もいい感じ。

    そうそう、これこれ、
    今夜はこんなのが飲みたかったのよ。

    ぬばたまの黒牛潟、と万葉集で詠われた
    和歌山は海南黒江の銘酒。

    燗だとどんな秋の味覚とも相性良さそう。

    特定名称 純米

    酒の種類 一回火入れ 原酒

    2023年9月23日

  • おのまとぺ

    おのまとぺ

    4.4

    黒牛 純米

    この深い味わい。
    黒牛の仕業。
    だから私は黒牛を飲みます。

    ほんと好きなんだなって思います。
    美味しいから、知ってるから、なんとなく飲まないお酒と、
    ある!飲まないと!ってなるお酒の違い。
    私の中で圧倒後者の黒牛。
    なんなんでしょうね。

    特に変わった味ではないと、思うのですが、
    全ての味わいが、このバランスでないとね、
    っていうのは確かに思います。

    酒飲めなくなるまで、
    黒牛みつけたら、飲もうとするんじゃないかなと、
    思う丑年人。

    東京練馬・酒晴さま。
    ちょい足りないんでとか言って、
    サービスを超えた酒量を勧めてくださるお店。

    特定名称 純米

    2026年10月3日

  • y_a_a

    y_a_a

    3.0

    岩牡蠣
    アジの刺身、なめろうと一緒に🍶

    特定名称 純米吟醸

    2026年9月27日

  • ぐらんてぃふぉん

    ぐらんてぃふぉん

    4.0

    黒牛 旨辛純米 1.8
    製造 2026年2月 開栓 9月5日

    3月に蔵の直売所黒牛茶屋さんで購入、
    お米は雄町で精米歩合は60%。
    限定酒とはいえ何ともシンプルな出で立ち。

    数年の熟成を経ているだろう薄っすら色付き。
    ひゃークラシカル!
    軽く熟した柔らかな発酵香は穀物に漬け物。
    数日で香りが綺麗に穏やかなバナナ香も。

    開栓早々はサラリと素っ気ない。
    穀物、ミルクココア、玄米、カカオ、
    歯にコーティングするような渋味、渋味。
    辛味は鈍く感じるが甘味は何処へ?

    甘味は黒子役のように潜みながらも
    日毎に馴染んできて膨らんで来ます。
    淡い酸味の中に様子を伺うような甘旨。
    甘渋酸のバランスがよろしく、
    しっかりした苦味が一本筋を通しています。

    のど越しは意外とやさしくふーと沁み込む。
    上顎に貼り付く渋味はご愛嬌か。

    温めるとややクラシカルな熱燗の香りが誘う。
    あーこれこれ、
    甘渋酸のバランスが一段も二段も上がって
    冷え冷えの3倍くらい旨い。

    蔵にて 税込2,970円

    連立天守が美しい和歌山城。
    徳川時代の城(国宝)の戦後の再建ですが、
    元々は豊臣秀長が築いた城が礎になっています。

    2026年9月27日

  • たけ

    たけ

    4.0

    黒牛 純米酒 原酒 あきあがり
    お米は山田錦を使っています。
    度数高めで重厚感のあるお米の旨味!
    当然ながら辛口でキレも良いお酒🍶

    テイスト ボディ:重い+2 甘辛:辛い+1

    2026年9月23日

  • str

    str

    3.6

    備忘録として

    黒牛 純米酒 雄町

    日本酒を覚え始めたころ、まだレビューもしていなかった時に、黒牛の純米吟醸を呑んで、当時かなり美味かった記憶があり、純米だったけど、手に入れて呑んでみた。

    純米のせいなのか、火入れのせいなのか、そこまでの美味さは感じられず。重くて、濃くて、酸っぱくて…。

    その当時からは1000種類以上の酒を呑んでいるので、好みも変わるわな。

    特定名称 純米

    原料米 雄町

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2026年9月19日

  • たけ

    たけ

    4.0

    黒牛 純米吟醸 雄町
    これは黒牛らしい辛口ですが、
    コクがあって飲み応えありますね。
    ひやおろしなので、やはり他の黒牛よりも、
    綺麗さというよりコク旨という印象です。

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2026年9月17日

  • ミレ

    ミレ

    3.6

    精米歩合 麹米55% 掛米60%
    アルコール分15.5度

    奈良のアンテナショップで不完全燃焼だったため
    帰り道、他のアンテナショップにも寄るがイマイチ。
    交通会館まで足を伸ばす。

    特定名称 純米

    2026年9月11日

黒牛の酒蔵情報

名称 名手酒造店
特徴 「黒牛」で知られる名手酒造店(なてしゅぞうてん)は、和歌山県海南市黒江にあり、古代の熊野街道沿いに蔵を構える。創業は1866(慶応2)年、当時の黒江で栄えていた紀州漆器の職人たちを顧客として酒造りを始めた。長らく「菊御代」という銘柄で親しまれていたが、1990年から純米酒銘柄として「黒牛」が誕生。名手酒造店が蔵を構える海南市黒江の地はかつて美しい入り江で、黒い大きな牛のような岩が見られたことから「黒牛潟」と呼ばれ、「万葉集」の和歌にも詠われている。蔵内井戸を精密濾過した仕込み水は近くの中言神社と同水脈で、「万葉黒牛の水」と呼ばれ県名水50選に指定があるほどの名水。弱硬水で力強い発酵力が得られ、旨味と幅のある酒質が特徴となっている。現在では出荷量の95%超が純米醸造。また和歌山県内への出荷比率も60%台を維持し、地元においても純米酒中心の蔵である。
酒蔵
イラスト
黒牛の酒蔵である名手酒造店(和歌山)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 黒牛 一掴 菊御代 野路の菊
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 和歌山県海南市黒江846
地図