別の酒蔵で10年以上杜氏経験を積み、開運での修業も積んだ伊藤正和氏が笹一酒造の杜氏に着任した2014年に立ち上げられた「旦」は、従来大量生産していた「笹一」と差別化する同蔵の新ブランド。書家・金澤翔子さんが手がけたラベル文字には、“すべての始まり”という意味や“富士山の山頂から見た日の出”の姿が込められており、社員一丸となって新たなスタートをきる決意が反映されている。大量生産をしていた名残から大型の機械や部屋を使用していたが、伊藤杜氏の意向によってすべて人の目と手で管理できる手作りに適した規模の設備へと徐々に入れ替えられた。 その甲斐あってか立ち上げ後すぐの2015年、「旦 純米大吟醸 雄町」が第六回雄町サミットで入賞しその変貌と存在感を業界内に知らしめた。「日本酒の原点に立ち返りあらゆる料理に合う究極の食中酒を目指す」というコンセプト通り、華やかな香りを特徴としながらも、味わいとの調和がとれており食事ともよくマッチするため、料亭やレストラン、ホテルなど和洋に関わらず高級店のシェフたちから愛されている。
旦(DAN)のクチコミ・評価
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tsumotsumo
4.0初めて飲んだけど面白い。
始めにガス感のような刺激と柔らかな甘さが来るけど、硬さもすぐに来て、ほんのちょっとの苦みと辛みで切れるなか、なんだか中盤には生酛みたいなヨーグルトっぽい乳酸菌の香りがあったかもー、甘酸っぱいのもあったかなー、とか振り返りながら次を注いで飲む、不思議な感じ。
一緒に食べてるものがクセのある、フキやニラのお浸しだったから順序効果?
辛い感じは強いけど、果物ではなく米っぽい甘さ旨さがあって美味しい。
あれ?でもそんなに、山田錦感はないかな??特定名称 純米吟醸
酒の種類 無濾過生原酒
テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通
2022年5月1日
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succhii
4.5旦 純米 無濾過生原酒
山梨県のお酒は未コメントだし、ということで購入。さほど期待はしていませんでした。
が、開栓初日は濃い目の甘さの後にふわっと広がる辛み・それから微発泡感。
開栓翌日以降も味がしっかりと主張してくるし劣化の印象無し。
★4.0か4.5か迷いましたが、相当にコスパが高いと思われるため後者に。
鈴傳で購入、四合瓶で1,375円(税込み)。
■原料米:麹:五百万石 掛:美山錦
■精米歩合:60%
■アルコール度数:17度
■日本酒度:+4.0
■酸度:1.70特定名称 純米
原料米 五百万石
酒の種類 無濾過生原酒
テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1
2022年3月13日
旦(DAN)が購入できる通販
旦(DAN)の銘柄一覧
銘柄 |
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旦(DAN) 純米大吟醸 |
旦(DAN) 純米大吟醸 山田錦 |
旦(DAN) 純米大吟醸 雄町 |
旦(DAN) 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 |
旦(DAN) 山廃純米吟醸 備前雄町 |
旦(DAN) 純米吟醸 無濾過生原酒 |
旦(DAN) 山廃純米 無濾過生原酒 |
旦(DAN) 山廃純米 |
旦(DAN)の酒蔵情報
名称 | 笹一酒造 |
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特徴 | 1661年に創業され、その後継承した初代蔵元・天野久氏が1919年に統合して改名したのが「笹一酒造」だ。関東ではとても有名な大規模蔵だったが、かつて農口杜氏のもとでも酒づくりをしていたという伊藤正和氏が、能登杜氏組合の紹介で入社したのをきっかけとして改革が始まる。 2013年酒造年度を最後に大量生産用の機器を廃止し、麹づくり、酒母づくりを手造りにし、佐瀬式と永田式という時間と手間がかかる搾り機を2台導入するなど大きな決断をしたことで、品質重視の少量生産に対応した蔵へと生まれ変わった。従来の「笹一」銘柄の名はそのままに、品質を向上させ、さらに新しく「旦(だん)」という特約店限定流通の銘柄を立ち上げた。「旦」の字には夜明けという意味があり、笹一酒造の新たな幕開けを意味している。また漢字を分解してみると「日」「一」となり、日本一をめざすという同蔵の強い心意気が込められている。 「旦」では自社で徹底的に研究分析すること、そして伊藤杜氏が培ってきた醸造技術を発揮することで、醸造用乳酸菌に頼らない伝統的な山廃造りを中心とした力強い酒母づくりを実現している。「KURA MASTER 2019」純米酒部門で金賞受賞、「IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2019」純米吟醸酒の部で銀メダル受賞などその実力が評価されている、今一度注目すべき酒蔵である。「オリファン」というワインも醸造している。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 笹一 拳王 旦(DAN) 猫芸者 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山梨県大月市笹子町吉久保26番地 |
地図 |
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