飛露喜 特別純米
おいしい。
冷やで頂いているのですが、暖かい感じがします。
ふっくらして、秋の陽のひなたぼっこのような、
そういう感じをまず受けました。
ただ、あと口はしっかりびりりとして、
芯の強さというか、土性骨というか、そういう感じも。
杯を重ねるごとに、丸み、旨み、優しい甘みを
より強く感じるようになり、
居心地(飲み心地?)よくなってきます。
奥の方に、独特の滋味みたいなものがいて、
唯一性を感じたりしました。
こう、案外、繊細な酒格(人格ではなくて)なのかもしれない。
飛露喜って音に聞く銘柄なのですが、
きちんと向き合ったことがなかったな、
と思ってお願いしました。
長州のお酒と迷ったのですが、
私は本籍が会津盆地でもあり、51:49で、こちらに。
東京豊洲・シナトラさま