亀泉 （かめいずみ）

2025 0528
☆☆☆☆☆

亀泉（かめいずみ）

生酒
純米吟醸 原酒
アルコール 14%
日本酒度 -15
酸度 1.9
アミノ酸 1.2
酵母 CEL-24
精米歩合 50%

亀泉酒造
高知県 土佐市

「亀泉 特別純米」
香りの中に若干の雑さがある。
全体的なバランスは良いが、重たい。甘く重たい系が好きな人は良いかもしれない。
この酒質なら辛口に振ってしまった方が良かったように思える。
ミネラルがぶつかっている感じがする。

亀泉が純米を醸す、という意味合いがいまいち分からなかった。
それならば吟醸クラス以上で良いのでは？と思う。
あとは燗につけてみるが、良い予感はしない。

「兵庫山田錦」

香りがエレガントで主張は少ないが、アイデンティティのある山田錦らしさがある。
甘みと味わいは強め。たっぷりとしていて、美味い。
こちらは純米大吟醸であり、亀泉の素晴らしさを充分に楽しめる。
看板銘柄であり銘酒の「亀泉cel24」と比べても遜色ない。
素晴らしい酒。

「土佐うらら生酒」
セル24らしさ全開。熟したメロン香。
口に含むとまず酸味。しかしこれが丸みのある酸味で喉越しも悪くない。
食前酒にキールを飲んでいる感覚になる。

しっかりとした設計の範囲内であり、タイプとしては既に確立された物を感じる。

「吟麗」
香りは強くなくスマート、華やかさは無い。
酒質的には中口で辛くもなく飲みやすい。食中酒に良さそうだ。
あとから舌にくる辛みはおそらく米由来のもので居心地の悪さは特に感じない。
亀泉全てに共通して言えるが、こちらも余韻が長い。

亀の尾

爽やかなメロン香、口当たりは甘く舌触りに発泡感の気配（発泡感は無いがあと少しで発現しそう、発現が終わった？）
微かな苦味があり、余韻は長い。
全体的にバランスが良く、美味い。
亀の尾らしさは感じないけれど（亀の尾らしさなんて無い？）非常に上手くまとめている。

AA41という新しめの酵母と、淡麗辛口な酒米という風鳴子を使用した純米吟醸。
亀泉らしいフルーティさは健在でメロン系の香りは心地よく、口に含むとやや甘めな感もありますが、最後の辛みの印象が勝る。やや度数も高め。面白いとは思いますが判断に困る…。

横浜若葉台日本酒愛好会定例利き酒会にて
亀泉CELー24
S会長には是非一度飲んで頂きたく、チョイス❗️
安定のパイナップル感🍍✨ジューシーで甘旨です。
S会長もご満悦でした😊

本醸造
美味い😋亀泉は美味しい。

亀泉　純米吟醸生原酒　CEL‐24
このお酒のラベルはとても特色があって、すぐに覚えさせてくれました。
口の中には軽やかな気泡感が広がり、爽やかな気持ちになります。
特に濃厚な甘みは感じられないものの、甘みと酸味が絶妙なバランスを保ち、心地よい味わいが特徴です。
飲みやすいお酒で、飲み込む際の負担がほとんどありません。