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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.11

レビュー数: 939

神々が集う島根・意宇郡揖屋村(現松江市東出雲町揖屋)で江戸末期に「麹屋」の屋号で創業。 明治4年(1872)に酒造を始めた。 酒は天からの賜り物=美禄であり、その中で王者の風格を持とうと『王祿』と命名した。 酒は全品、無濾過で、ほとんどが生酒。火入れ酒も生詰め(1回のみ瓶火入れ)とし、できる限り自然のままの味わいを維持するようにしている。タンクをブレンドして味を均一化させることもせず、同規格酒でも、仕込みタンク別の味の違いを楽しめる。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、さまざまな味付けの料理にも合い、食後酒としての余韻もたっぷり味わえる。 蔵では酒を即刻瓶詰めし、全量冷蔵コンテナーに於いてマイナス温度で保管。同様の保管を可能とする限られた酒販店のみに流通させている。こうした特約店との強固な信頼関係に支えられ、独特の濃醇な酒質は全国に愛飲者を増やしている。(鈴木真弓)

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
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    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • Toshy

    Toshy

    4.6

    最近気になっているので購入、今のところこれが一番好みですかね〜

    特定名称 純米

    酒の種類 生酒 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2025年11月4日

  • Toshy

    Toshy

    4.0

    本醸造が良かったので購入、これも良いですが本醸造の方が好みかな。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年10月28日

  • Toshy

    Toshy

    4.5

    初です、美味いです。

    特定名称 本醸造

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年10月28日

  • 二兎

    二兎

    4.0

    純米 星2つ
    主張しすぎずどんなジャンルも引き立てることのできるキレのいい純米酒…とメニュー表に書いてた通りホントに主張のないお酒🍶これはこれでアリ♪

    2025年10月27日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.5

    王祿** 純米大吟醸 五〇(ゴーマル)2023 直汲み 山田錦50% ☆5
    ​​過去投稿を遡ると、2年前にゴーマルの直汲みと生原酒というかなりマニアックな呑み比べをやっていた。そこから2年経過でヴィンテージも2年進んでいるので時間的には同条件。その時との違いは、「甘旨吟醸感」「流行り酒寄り」「華やかさ」まではなく、「王祿神殿香」も初日から感じられる点くらいか。
    ​​(以下過去投稿240721)
    ​​「まずは直汲み2021から。グラス内に小さ目の気泡多数、シュワ感までではないがフレッシュな口当たり、甘旨吟醸感に王祿を忘れるも、後半のらしいミネラル苦は通常王祿より上品で、油断すると流行り酒寄りな印象。呑み進めると酸がしっかり感じられるようになり、甘酸バランスよくなり、辛苦渋もこじっかり。(2日目)不思議と初日には感じられなかった王祿神殿香を上立ちに感じるようになり、通常王祿よりは甘優先ながら酸もしっかりしていて、王祿らしくない華やかさとともに力強さを併せ持つ酒に。半削り&直(じか)ものと雑味はない一方で、変に澄ました感じは全くなく、濃醇な旨味を幾重にも感じさせてくれる」

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年10月26日

  • かぶかぶ

    かぶかぶ

    4.0

    先週末に開催したフォロワーさんの会に満を持して持参した王祿の相伝。今は既に終売の銘柄ですね。
    8年程前に山梨の依田酒店さんで購入した際も既に十分寝てましたが、さらに8年程レマコムで寝かせました。旨味が乗り切ってました。アル感も出てきました。家で燗付けして最後の一滴まで堪能しました😋

    2025年10月21日

  • 小野雄町

    小野雄町

    4.3

    王録 純米 超王録
    初めてのこちら

    穏やかな米の香り
    フレッシュで柔らかな口当たり

    瑞々しくミネラル感のある飲み口
    ピリッとした辛さの奥にまろやかな甘味
    クラシック的だが、奥行きのある味わいで旨味もしっかりと

    2025年10月18日

王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵である王祿酒造(島根)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図