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  4. 丈径 (たけみち)

島根 / 王祿酒造

3.70

レビュー数: 140

「生きている酒を届ける」を信念とする王祿酒造では、製品はすべて無濾過、生酒あるいは生詰め、瓶貯蔵、ノーブレンド、限定生産、マイナス5度氷温管理の6点を徹底している。またその先の管理・販売においても信頼できる酒屋にだけ取引が許され、商品には必ず各特約店シールが貼られる決まりだ。そのシステムを構築させた六代目・石原丈径氏が酒づくりに入った1995年に、杜氏の許可を得て、自らが思う酒を小タンク一本仕込んだのが「丈径」という銘柄だった。 まだ淡麗辛口が全盛だった時代において、そのどっしりとした旨味と複雑味があって自己主張する酒は異彩を放った。平成10酒造年度以降は、麹、掛米ともに、地元・東出雲町上意東地区生産農家グループ 『山田の案山子』協力のもと無農薬無肥料栽培の山田錦を使用している。さらに、個性を残しながらも爽やかで飲み疲れしない低アルコールの酒をつくろう、と2016年9月にリリースされた「丈径blue」は狙い通り、より多くの人の舌と心に感動を与えている。(関 友美)

丈径のクチコミ・評価

  • ゴッツパイン

    ゴッツパイン

    4.7

    美味しい、インパクトある味。

    酒の種類 無濾過

    2024年2月5日

  • Takashi Rikukawa

    Takashi Rikukawa

    4.0

    微発泡、メロン様の甘味、ミネラル感

    2024年1月22日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.7

    王祿 丈径Blue 生原酒 H29BY
    某販売店頒布会で通常ラインナップにはない「丈径Blue 生原酒 青☆☆☆」という超レアものに出くわした。渓流の澄んだ流れの様に清らかでそれでいて力強い旨味を醸している「渓」だが、その仕込みで丈径と同じ産地の酒米で造ったところ味わいは丈径そっくりになったのでこのネーミングになったという「丈径Blue」、故に「渓」のみに使用されている透明瓶が使用されているのだろう。
    色合いは熟成を感じさせる綺麗なレモンイエロー(年数のわりに薄目)で期待が膨らみ、立ち香も独特の熟成感のある王祿香にさらに期待は高まり、含むと涼あたりまでは渓寄り、常温に近づくにつれ期待以上の熟れた深みのある甘に酔いしれる。もちろんキレも抜群だが、今まで呑んできた王祿の中でも独特の甘を感じる。日本酒度でいう辛口でキリっとした造りながら複雑味(ミネラル、木香、ハーブ?)を纏った旨味、それにいい塩梅に熟成を加えて唯一無二の酒を醸す蔵ならではの、いわゆる今様の果実甘では全くなく、単純な穀物デンプン糖化甘でもない、そのうっすら残るコメ甘を熟成でよりあぶり出した感じの熟成甘が秀逸。(コメントに続く)

    特定名称 純米吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年12月23日

  • たいき

    たいき

    5.0

    【丈径 生原酒 ★★★】

    55度で
    これは面白かった燗酒
    常温だとカルシウム感強くて始めきりりとしてるけど、転がすと何か甘味が増してくる
    温めると一気に穀物感が花開く。ナッツ×ハチミツみたいな感じ

    スペック
    原料米:東出雲町上意東地区産山田錦
    精米歩合:55%

    王禄酒造(島根県松江市東出雲町揖屋484)
    Web:https://www.ouroku.co.jp/
    創業:

    2023年11月18日

  • ゴッツパイン

    ゴッツパイン

    4.6

    これ、めちゃくちゃ好き。
    杜氏の名前が使われているらしい。名前に負けないインパクトのある味、スッキリしてるのに濃厚、在庫が無かったから買われへんかったけど、次に見つけたら絶対買う。

    2023年11月17日

  • いの10

    いの10

    4.0

    スッキリしててとても飲みやすい。辛口でやや苦味を感じるので、あまり好みの酒ではない。
    ただ、塩分の効いた肴と一緒に飲むと食べるのも飲むのも楽しめた、

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2023年11月16日

  • たけ

    たけ

    4.5

    丈径 純米 生原酒
    お米は山田錦を使っています。
    飲む前から期待はしていたが、
    やっぱり!という味です。
    王祿もこの丈径も、山陰のお酒なのに、
    旨味一辺倒ではないところがナイス👍
    もちろんお米の旨味もあるんですけど、
    山田錦だからでしょうかね、
    穏やかな甘味が口一杯に広がる感じ。
    これは旨い😋

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年11月3日

  • whayato

    whayato

    4.0

    甘旨どっしりだが、心地よい酸味もありどこか軽やかで杯が進む。冷奴にピッタリ!

    特定名称 純米吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2023年10月30日

  • Sinn

    Sinn

    4.5

    中盤まで良く膨らんで、余韻もどっしり
    うまいです

    2023年10月8日

  • Akihiro Nonaka

    Akihiro Nonaka

    4.5

    丈径Blue

    あまつんから。とろっと熟成感のある甘みとツンとしたからみ。けっこう甘い。

    決算期終わったので良いやつをと思って取っておいたら、
    忙しすぎて忘れたけど10月1日でしたね。
    日本酒の日なので特別なの飲めてよかった。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2023年10月1日

丈径の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
丈径の酒蔵イメージ

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図