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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.12

レビュー数: 927

無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、あえてガツン系の肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年〜5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、食後酒にしてもいい。

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • alfagt

    alfagt

    4.0

    王禄 本醸造無濾過生詰67%
    ほわっとした黄金色。
    ほんのり甘みを予感させる香り。
    含むとさらっとした甘みが一瞬、
    すぐに辛味と苦味。
    すっきりとした喉越し、
    まとわりつかない旨み。
    今まで飲んだ王禄の力強さがオブラートに包まれて
    でも芯がある強さが五百万石らしい清々しさを。
    これが普段に飲む酒なら、
    毎日が楽しいだろうなあ。
    本醸造の美味しいお酒が出回るようになって
    楽しみが広がりますね。
    トマトと玉ねぎのバルサミコ酢和えといっしょに。
    湿気高温の毎日にぴったり、美味かったあ。
    (横浜君嶋屋)

    特定名称 本醸造

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1

    2025年8月12日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.2

    超王祿 直汲 山田錦60% 2024 ☆5
    ​​同じ王祿純大舟しぼりと同時だったので、その違いが際立った。グラス内にわずかな気泡、相変わらずシュワ感はなく、いつもは感じられるチリ感さえ今年はほぼなし。こちらもアル分17.5%と貫禄の高アル酒でパンチあり、以前は「超辛」と言われていただけあってキレッキレのドライ仕様、コメ旨がダイレクトに感じられてこれまた王祿らしい。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2025年8月6日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.7

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    ​​(アルコール分17.5%、日本酒度+6.3,酸度2.0)
    ​​自分好みの三高酒の究極・王祿の純大熟成物をちょうど2年ぶりに入手。それも同じ2017BYながら、前回は仕込み30号の3年物(+販売店追熟2年)だったが、今回は仕込み29号の7年物とそれなりの熟成酒。もちろん酒販店が勝手に保管したものではなくて、7年間蔵元で熟成させこの6月に蔵出しされたもの。
    ​​色合いは黄色味がかり(とはいえ7年熟成のわりに薄い)、酒質は極めて綺麗で王祿独特のミネラル感、カラメル熟成感もほんのりあるもエグ味は全くなく上品。高アル、高酸なのにそれを感じさせない技術は本当に素晴らしい!

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2025年8月6日

  • マッチョメ3世

    マッチョメ3世

    4.0

    大人になったなぁと思わせるお酒
    まあクラシック
    なんだけどスッキリしてる
    味合うにはいいお酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年8月3日

  • みっく

    みっく

    4.3

    超王祿
    生酒ながら熟成したような濃厚な香りと味わい。辛口のすっきりとした中に、米の旨味も感じさせる味わい。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1

    2025年7月19日

  • Eaves_SHI

    Eaves_SHI

    3.9

    王祿 純米大吟醸生原酒 五〇
    精米歩合50% アルコール17.5度 日本酒度+3.5 酸度2.5

    メモ:その時の私はあまり印象に残らなかったが、この酒が良質であると感じていた。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 生酒 原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年7月14日

  • G漢

    G漢

    3.8

    1年冷藏熟成

    特定名称 純米

    原料米 五百万石 山田錦

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2025年6月1日

王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵である王祿酒造(島根)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図