「高砂」は、2018年秋あの「而今」を造る木屋正酒造が「而今」と同様、新しい時代のニーズに合った日本酒を造り出そうというチャレンジ精神によって、新たに生まれ変わった銘柄です。 新生「高砂」の斬新な味わいは、木屋正酒造と蔵元の大西さんの一貫した酒造りへの情熱がうかがえ、その想いは日本酒ファンに真摯に訴えかけてきます。この「高砂」の、なによりも特徴的なのは蔵元初の「生酛(きもと)造り」です。木桶を使い、蔵元に住みつく野生酵母(蔵付き酵母)の力も借りて行われる「生酛造り」は、酒造りの原点ともいえる製法です。試行錯誤を経て醸造された新生「高砂」は、「生酛造り」ならではの豊かで複雑な旨味と、ふくよかでやさしい香りをもつ日本酒に仕上がっています。
高砂 松喰鶴のクチコミ・評価
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高砂 松喰鶴の銘柄一覧
銘柄 |
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純米大吟醸原料米:山田錦、精米歩合:45%、アルコール度:16% |
高砂 松喰鶴の酒蔵情報
名称 | 木屋正酒造 |
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特徴 | 「而今(じこん)」をつくる木屋正(きやしょう)酒造は、1818(文政元)年に創業した酒蔵。築200年の店舗兼母屋は登録有形文化財に指定されている。かつては「高砂」「鷹一正宗」を製造し地元・伊賀地方を中心に販売してきたが、現在の杜氏兼社長である6代目・大西唯克(ただよし)氏が実家である蔵に戻ってから改革が行なわれた。大手食品メーカーで就業し日本酒には無知だった彼が家業を継ぐべく勉強のため酒類総合研究所に行ったとき、鑑定官の先生から実家の酒の味を「美味しくない」と一蹴された。それから酒造や設備に関する様々なことを学び、衛生管理を徹底したなかで「而今」という特約店限定流通の新しい銘柄を誕生させた。そして杜氏になった1905(平成17)年、全国新酒鑑評会において「而今」はいきなり金賞を受賞し注目を浴びる。「而今」の名は、禅宗の言葉が由来で「未来にも過去にも囚われず、今できる最善のことをする」という意味がこめられている。蔵で働く蔵人の就業は8時20分から17時30分まで。だから県外から通う人もいるなど、働き方改革が行なわれている。名前のとおり、銘酒として全国の人々に愛される今でも進化を続けている、これからも目を離すことのできない銘酒蔵だ。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 而今 高砂 松喰鶴 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 三重県名張市本町314-1 |
地図 |
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