新政 産土
「産土」と書いて、「アース」と読む。なかなか言い得て妙だと思います。裏ラベルには、パッションを感じる説明文。読むほどに期待が高まります。しかしその説明がとても親切な分、味わいの印象があらかじめ形づくられてしまい…「なるほど、こういうお酒なのか」とそのまま受け取ってしまうのが正直なところ。「どんな味わいが待っているんだろう」と想像する余白があってもいいのかもしれません。…が、気づいたらボトルは空になっていて。つまりは美味しいということ。めでたしめでたし。
冷たさに
耐えて育った
米の詩
受け継がれゆく
賢治の思い