杉錦 （すぎにしき）

2、3週間前に行きつけの酒屋で見つけた一本。その時はまだ夏ってて、秋の気配も何もあらへんかったけど、最近めっきり秋らしくなって来た。こういう、季節の侘び寂びを共に出来るのが日本酒の
エエとこよね。ラベルに描かれてる金木犀の花も今週には咲くかな。あれがまた良いんよな。ノスタルジックというか、あはれというか、何とも言えない趣きがある。今年の秋も直ぐ、終わりそうやな。その瞬間瞬間をよく楽しむようにしたい。

杉錦 山廃純米 誉富士
素直なクラシック酒。好みです。

見た目は薄く黄色。
開栓時の香りは麹と酸味。
盃に注いだ香りは醸された麹の甘苦さ。
一口目は控えめな甘さ、麹と米のしっかりした旨味、醸された酸味、山廃らしいこれらハーモニーが好み。
後口はアルコールと麹、酸味がキレて良い感じ。クラシックな良い酒と思う。
燗をつけても味の輪郭は変わらず、温かく旨い。
アテはタイの刺し身、塩鮭の焼き物が旨かった。

甘くなくスッキリ！
酒屋さんもお好きだそうでスイスイ呑めちゃいますよ、と。おっしゃったとおりの味でした✨
昔ながらの作り方をされてるそうで、その作り方をされてる所は貴重なのだそうです😲
久しぶりの日本酒、美味しゅうございました😋

静岡のホテルの飲み放題で出会ったお酒パート1。
甘味も酸味も溶け込んだ、艶かしい感じ。

やっぱり生酛は好きと実感。

下記はコピー。
造年度 2022BY
日本酒度 +9
酸度 1.7
アルコール分 15.5%
原料米 国産山田錦100%
精米歩合 60%
使用酵母 きょうかい701号
税込み小売価格
1,800ml ¥3,080
720ml ¥1,540
300ml ¥660

杉錦　山廃純米　天保十三年
コク旨、酸味もなかなかで、
クラシックな味わいです。
燗にはしなかったけど、
これは燗映えしそうですな😝

杉錦　エドノナツザケです。
リンゴの酸を仄かに感じます。主張は薄い印象ですが、食中酒として穏やかに料理を包み込みます。

山廃純米 天保十三年
燗でずっとやってられる。味わいが濃く、濃いタレの日本料理に合う。

[香り]　　米
[味わい]　旨味、酸味
[購入価格]　2500円（一升）

八百萬 菩提酛純米 誉富士

好きな味わいでした。
やや甘口でまろやか。香りは控えめ。
ラベルには酸、とありましたが、
旨みのほうを強く感じました。
加えてミネラル味というのか、程よい野生味と。
キレや辛みは全く感じず、終始穏やかです。
おいしい。

伊豆・河津駅前のフードストアあおき（スーパーマーケット）にて購入。
酒販をはじめどの売り場も素晴らしく、
一遍でファンになってしまいました。
売り場で長考の末、買ったひと瓶でした。

杉錦　エドノナツザケ　2021BY 1.8
製造　2022年5月　開栓　3月11日

静岡へ在来線乗り継ぎ旅、
車中で酒屋情報を検索すると、
燗酒熟成酒が充実のお店発見途中下車。

久米桜、日置桜、玉櫻の山陰お花見トリオ。
燗酒上等、睡龍、独楽蔵、米宗。
鯉川とるみ子の漫画繋がり。
さらりと尾州ことぶき本醸造原酒、
これ、ほぼ瑞祥◯◯というお噂は？
酒タイマー3年未満は入店禁止(ウソです)
の愉しい酒屋さん。

足元にエドノアキザケ発見、ならば、
「エドノナツザケ有りますか？」
「保管場所から取り寄せるので暫し」
待つ事30分、22BYと思いきや21BY。
これもご縁。

2年遅れの江戸の夏は黄金色。
口開け直後は予想以上のビネガー感。
穀物酢の香り、トロミのある含みは酸っぱ。
やがて適度な甘苦が染み出し喉を越すと
しっかりした酸味で爽やか。

お酢感みるみる収まり、
スルメのようなバナナのような。
お口は辛口白ワイン、江戸の人はハイカラ。
推奨のオンザロックはキリッキリで
酸っぱくない。
炭酸割りは甘味控えめキリンレモン。
コレは絶対夏向きですね。

特約店にて　税込2,860円

杉錦 生もと純米 中取り原酒 きんの介

爽やかな乳酸系の甘酸っぱい香り。
酸強めで丸みを感じるが、辛口感がガツンとパンチが効いていてかなり尖っている。
燗にすると雑味が抑えられ、よりシャープなストレートという感じのキレと辛口感があり、冷やすよりは飲みやすい。