天保元年(1830)創業の老舗酒蔵。醸造蔵の内部は、ステンレス張りの冷蔵庫のような仕組み。冷蔵・冷凍倉庫が並ぶ焼津という土地柄、その技術を応用したものという。酒米は特A地区に指定される兵庫県加東市東条町産の山田錦。さらに3か所の田んぼで収穫された酒米のみによる3種類の酒の仕込みも開始。ワインと同様にテロワールを追求している。白桃やマスクメロンなどのような香りと奥深い味わいが特徴で、鮮魚と相性がいい。「磯自慢 大吟醸純米 エメラルド」は時間の経過とともに香味が変化。
- 日本酒ランキング 53位
- 静岡 日本酒ランキング 1位
磯自慢のクチコミ・評価
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磯自慢の銘柄一覧
銘柄 |
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純米大吟醸 中取り 愛山原料米:愛山、 精米歩合:40%、 日本酒度:3、 アルコール度:16〜17% |
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本醸造 寒造り 生貯蔵原料米:キヨニシキ、 精米歩合:65%、 アルコール度:16% |
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純米大吟醸 スプリング ブリーズ 42原料米:山田錦、 精米歩合:42%、 日本酒度:5、 酸度:1.2、 アルコール度:16〜17% |
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大吟醸28 ノビルメンテ原料米:山田錦、 精米歩合:28%、 |
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特別本醸造 生酒 原酒原料米:山田錦、 精米歩合:55%、 日本酒度:6、 酸度:1.2、 アルコール度:18〜19% |
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特別純米 雄町原料米:雄町、 精米歩合:55%、 日本酒度:3、 酸度:1.2、 アルコール度:16〜17% |
本醸造 駿光の雫原料米:山田錦、 精米歩合:65%、 日本酒度:5、 酸度:1.2、 アルコール度:15〜16% |
磯自慢の酒蔵情報
名称 | 磯自慢酒造 |
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特徴 | 静岡の気候と水に合った「静岡酵母」が開発され、昭和50年代後半から、一大銘醸地となった静岡。この静岡酵母を試験醸造から取り入れ、いち早く大吟醸をつくったのが、礒自慢酒造だ。しかし、当時はまだ級別制度が全盛で、吟醸酒など市場にない時代。とにかく売るのには苦労した。それでも寺岡洋司社長は、自ら営業に出かけたことは一度もない。 そのうち磯自慢の旨さに感動し、「ぜひ取り引きしたい」と申し込んでくる酒販店がふえはじめ、コツコツと信頼関係を築いては、販路を広げていった。だから今でも特約店は地元焼津を除いて全国で45店だけ。徹底して問屋は通さないし、デパートにも置かない。平成4〜5年に新築した蔵は、吟醸づくりに特化して設計。製麹時間は、通常48時間のところ、なんと本醸造でも50時間以上、大吟醸だと80時間もかける。 磯自慢が本醸造でも吟醸香がするのは、この麹づくりにも秘密があったのである。「他の蔵を見たことはないし、興味もない。うちの蔵とは条件も違うし、めざす酒も違いますから」。味もつくりも孤高の銘酒なのである。(江口まゆみ) |
酒蔵 イラスト |
![]() (加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 磯自慢 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 静岡県焼津市鰯ケ島307 |
地図 |
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