新潟でも有数の豪雪地帯である長岡市に「越乃景虎」を造る諸橋酒造が生まれたのは弘化4年。越後の名将・上杉謙信が、酒蔵がある長尾市(旧板尾市)で青年期を過ごした際に名乗っていた“長尾景虎”を銘柄の由来とする。かつてブームを巻き起こした、新潟の淡麗辛口酒の一つとして名が広まった「越乃景虎」は、今も地元のみならず都心部でも根強いファンに支持される酒だ。 酒質は控えめで、今の多彩な味わいで溢れる日本酒界では目立つ存在ではない。しかし、なめらかな旨みとキレ味の調和は見事で、一本筋が通ったような端正な印象が清々しい。つまみはふだんの食卓にのぼる家庭の惣菜から、さばきたての刺身や青菜の煮浸し、揚げ出し豆腐、魚の煮つけなど居酒屋のちょっと手がかかった一品まで、素朴な和食にぴったり。 飽きることなくいつまでもおかわりしたくなる愛酒家好みの味わいだ。とくに本醸造や普通酒のクオリティが素晴らしい。安価な酒でも手を抜かず、丁寧に酒を醸す酒蔵の姿勢が伝わってくる。冷酒から常温、燗酒など、季節によって好きな温度帯で楽しめるのも嬉しい。(山内聖子)
越乃景虎のクチコミ・評価
越乃景虎が購入できる通販
越乃景虎の銘柄一覧
越乃景虎の酒蔵情報
| 名称 | 諸橋酒造 |
|---|---|
| 特徴 | 諸橋酒造(もろはししゅぞう)の創業は江戸時代の1867(弘化4)年。蔵は新潟県のほぼ中央に位置する長岡市に位置する。かつては栃尾と呼ばれる地域で、越後が輩出した名将”上杉謙信”が青年期を過ごした地としても知られる。代表銘柄「越乃景虎」は、謙信の元服時の名「景虎」にあやかって名付けられた。稲作も盛んな地であり、豊かな自然に恵まれた地である一方、四方を山に囲まれた盆地という地勢から、新潟県内でも有数の豪雪地でもある。水は敷地の井戸から汲み上げる天然水と、全国名水百選に選ばれている「杜々の森」の湧水を使用。超軟水であるのが特徴で、すっきりしつつも口当たりの優しい辛口の酒が造られている。「地元のお客様に親しまれる普通酒こそ、本物をお届けすべき。」という理念で、目の届く範囲での手作業での酒造りを長年変わらず続けている。 |
| 酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
| 銘柄 | 越乃景虎 越乃千禄 酒座景虎 |
| HP | 酒蔵ホームページはこちら |
| 所在地 | 新潟県長岡市北荷頃408 |
| 地図 |
|


