産土2022/穂増/生四農醸
★5.0
GW最後なんで産土飲み比べ①。ネットショップ1分で完売した「五農穣」「四農穣」を。
私の冷蔵庫コレクションから「五」「四」「三」「ニ」農穣の在庫も完全消滅しつつあります(笑)。
「菊池川流域穂増」「生もと」「無施肥」「無農薬」なんで4農醸とのこと。「無農薬で最高評価を得ていた和水町の米作りの環境を酒造りと両輪で復活させたい」がテーマ。
事前に東京の某居酒屋で邂逅を果たしましたが、これは即座に満点評価。産土の中でもトップ。税込3,280円しますが、5,000円以上のクオリティ。東京の飲食店なら四合瓶でいくらの値段をつけるのやら。
メロンのような果実の甘みから、産土らしいガス感。
米の旨みや甘味、余韻の米の苦味もバランスが素晴らしい。新潟のあべも発泡感や酸を楽しめるが、ブランドによっては行き過ぎを感じることが多々ある。これは日本酒ビギナーから玄人まで満足させることができる。
単体でのワイングラスでも楽しめるが、食事には何にでも合う。和洋中問わない。マイナス5度の温度感のみならず酒具にもこだわりたい。
「十四代」化するのも遠くない。全国に取り扱い15店しかないのでやむなしかと。
「2017年熊本県内の農家が、わずか40粒の種籾から復活栽培に成功」。リアル「夏子の酒」のストーリーですね。今後は新政みたいにストーリーも日本酒の差別化につながっていくのかと。
酒の種類
生酒 生もと
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+2