天穏 （てんおん）

天穏 生もとにごり改良雄町 一火入れ

上澄みも白濁していて、香りは天穏らしい柔らかく麹やバナナ系の香り。
口に含むとバナナシェイクのような香り、甘さは控えめで渋みや苦みが後半は強くなる。辛口でキレもある。
おりを混ぜた状態では、ミルキーさが加わりとても滑らか。まだ時間を置いたほうが良さそう。

天穏らしい優しさとミルキーさが広がる。にごりだがとてもさらっとしていて、一瞬薄く感じそうになるがしっかりした味わいが出てくる。
さっぱりしているのに飲みごたえがある。不思議。醤油や味噌系とばっちりで、時間が経つと酸もほどほどに出てくる。

2か月くらいで飲み切りましたが、もっと時間を置いたほうが伸びるような気もします。
45～50度くらいのお燗が一番良かったです。
天穏らしい優しさを感じられるにごり酒でした。
　

無窮天穏 水母(くらげ) そやし水もと純米吟醸

大人しめながらも乳酸系で、奥にシッカリ目の甘さを感じる香り。
ライトだが主張しすぎない酸味でスッとした口当たり。
穏やかでゆったりと味が開き、旨味、渋味、苦味が余韻となり、クラゲの様に漂う。

燗にした際、油断して飛び切り燗になってしまったが、シードルの様なドライで酸が効いた口当たりに、まろやかな旨味と一瞬の辛口感があり思ったより美味しい。
その後、ぬる燗も試してみたがシッカリ燗つける方が好み。

チーズや、いぶりがっこと合いそうな印象。

天穏 生酛 純米原酒 R2BY

色はそこそこ黄金色。
するっとした飲み口でしっかりとした甘味とコク、程よい熟成感と飲みごたえ、アルコール感もそこそこ。
後半にかなりがっつりした渋みと辛みを感じる。

お燗、結構いい感じ。甘み旨味しっかりあるがキレもイイ。
天穏らしい優しさがあるが、これだと加水のほうがいいかもしれません。
なかなかお目にかかれない、原酒バージョンを楽しめてよかったです。
　

無窮天隠　生酛　純米吟醸　山田錦　R6BY 0.72
製造　2025年12月　開栓　12月10日

ん十年振りに出雲大社を参拝、
下り坂の石畳はお伊勢さんとは違う趣き。
ご縁を頂き出雲市街の板倉酒造さんへ。

「無窮天隠」は特約店向けブランド。
生活圏に取扱店が無く購入するのは初めて。

HPの商品紹介がとても詳細。
無窮シリーズの定義は山陰吟醸造り、
突きハゼ三日麹、無添加生酛/山廃
一麹ニ酛三造りですね。

クラシカル？だが意外とモダン。
日本酒感の薄いサラッとした香り。

サラサラと軽く透き通った含み。
甘味は微かに感じるのみで、
じわーと浮かび上がる柔らかい苦味と渋味に
置き換わり独特のビター感が支配する。
一瞬咲かせて入りサッと散るが如く消え、
残るは優しい渋味の余韻のみ。

開けたてのお燗は甘味が消えて
渋味が際立つが1週間で劇的に変化。
仮面が解けてふくよかに輪郭が現れてくる。
バランスが取れていてキレもよし。
上燗でとてもおいしい。

コイツは開けてから育つお酒です。
次は一升瓶を一口味わってから常温放置、
1週間経ったら「どれどれ？」

取扱店にて　税込2,200円

純米酒
県産米6割磨き。24/2月。
炊きたてご飯。やや枯れたバナナ
薄い。さらに放置が必要？

銘柄：天穏 純米酒 天 穏やかなること 窮み無し
蔵元：板倉酒造（島根）
精米歩合：60%
アルコール度数：15%
感想：一口目はキリッと淡麗なのかなという印象、しかしすぐに表情が変わり米の甘味がじわじわ舌を支配する。
出雲を代表する銘柄とのことで、覚えておきたい。

『天穏 土雲　』
梅の様なマスカット様な香り。
若々しく酸味を感じる。

すっぱい。
やや強い。
甘さは控えめで力強い酸味が最初に顔を出す。
青い梅やマスカットのような爽やかな酸味。
甘さは控えめで酸味にフル。
そこに発酵由来の渋味や複雑味が折り重なる。

雄町由来のふくよかなボディに力強い酸。
白ワインのような酸だが,白ワインにはない力強さも持ち合わせる。
酸っぱいパイナップルの様だけど,甘くなく,ほろ苦さがまた面白い。

天穏イトナミミード
20251130

無窮天穏齊香生もと純米大吟醸佐香錦
20251130

無窮天穏齊香生もと純米大吟醸佐香錦生原酒
20251130