鍋島 吟醸 Summer Moon
2020.06製造
鍋島18本目
鍋島、夏の風物詩であるSummer Moon。購入はいつもお世話になっている新潟の酒のかどやさん!本当に丁寧かつ素早い対応に感謝感謝。鍋島は常時在庫!東北の鍋島・ザ・ワールド。
さて、レビューいきますが、今回はラベルからやろうではありませんか笑。鍋島Moonシリーズの中でも夏鍋のラベルはいちばん大好き。この薄いシール1枚の中にストーリーが入ってるんですもの!一見薄暗いラベルにムーンイエローで鍋島の文字がありますが、バックは森林です。虫の音、風で揺れる木々の葉の音が聞こえる森の中、ふと見上げると半月のお月様。そのお月様、Nabeshima の「i」の上が半月になってるんですよね。半月のサイズ感も実際の肉眼で見たときのようなお月様のサイズ。夏の夜の景色がギュッと詰まっていて、その心地よい月の光に照らされながら昔の思い出に浸る……。いやー、ラベル一枚でこの世界観を引き出してくれる鍋ちゃん。ラベルデザインの方、センスがハンパないです。
さて、もしかしたらラベルレビューの方が長いかもしれませんが味わいレビューいきます。香りですがアル添らしいふんわりとした甘さ。含むとガス感ほんのり、そして、これまたアル添らしくふんわりとした甘さとちょっぴり酸味がありますね。甘さは甘すぎず爽やかで、酸味はほんとに微妙に感じる程度。喉を通すと引き波のようにススーーっとキレます。糸を切るようにスパッとは切れません。しかしながら、気持ち悪くはなく、夏のようなジワジワと身体にくる季節感(ここら辺の表現は自分でも意味不明笑)がうまく現れてるのでは。総評ですが、今年の夏鍋も美味いです。夏酒らしく爽快でありますが甘すぎず辛すぎず、爽快な夏の鍋島に仕上がってると思いますね。皆さんも鍋島夏の風物詩であるSummer Moon、居酒屋、酒屋で見かけたら是非お試しあれ。そしてラベルを見ながら飲んでいただくと更にうまさ倍増!笑笑