松尾 上水内 山恵錦 Blueラベル
2020.12製造
ネズミさん合同企画
【MATSUOが好きな〇の】
★長野→奈良→福岡、奇跡のリレー酒★
松尾芭蕉ときたら松尾ばんない、どうもこんばんは、ばんないです。
松尾を飲みたい!!…とわがままを言っているとなんと、なんと!パパ様がまさかの調達を請負っていただき、ネズミさん経由で「松尾」九州上陸であります!!先輩パパ選手→中継ぎネズミ選手→抑えばんない。抑えが一番信用ならん笑笑。さて、松尾ですが、調べた限り九州に特約店はおそらくありません笑。好んで九州に輸入する方がどれほどいるやら笑笑
はい、お酒に話を戻します。松尾ってなんで松尾なん…というと、答えはなんとラベル裏に…。
「松尾は祈りと感謝と共にある美酒を目指し、醸造の神様にちなんで命名…」
なんと…松尾…醸造の神様だったん…。
調べてるとこんな記事が…。
「京都最古の神社とされる「松尾大社(
まつのおたいしゃ)」に祀られている
「大山咋神(おおやまくいのかみ)」
が酒神として有名です。
松尾大社は、701年(大宝元年)に
文武天皇の勅命により秦氏(はたうじ)
が現在の場所に造営、松尾山の磐座
(いわくら)に祀られていた神霊を
社殿に移して祀ったとされます。
秦氏一族に酒造りに長けた技能者が
多かったことから、室町時代末期
には“酒造第一租神”として崇拝
されるようになりました。」
松尾はこの松尾大社からとったんですかね?ぬーん…わからん笑
松尾ってローマ字では「Matsuo」となりますが、この松尾は「Matsu"wo"」笑。wを挟ませる真意とは…。wow!Delicious!みたいな?笑
さて、能書きはここら辺にして念願の松尾、実飲です。今回は都合により燗ができません。ご了承ください。
【スペック】
○使用米
山恵錦(さんけいにしき)
○精米歩合
麹米60%、掛米65%
○アルコール度数
16度
【味わい】
○温度帯
花冷→涼冷→JOU
○香り
ぬ!?ほーんと少しパイン感。その裏にちょいとセメダイン…パインとセメ感は表裏一体!
○含み
サラリと入ってきます。アタックはジーーンと優しい甘味を感じますが、花冷えあたりだとあまり味を感じられない。JOUは甘味に花咲くような広がりがプラス。
○中盤
口中で温度が上がるとフワッと甘酸味がフェードイン。とてもやわらかでフレッシュ。JOUはお米の旨味がジュンワリと染み渡ってきます!
○余韻
冷酒は酸苦味がジーン…シュッ!JOUは中盤からのお米の旨甘味を口中に漂わせながらジーーン…とフェードアウト。
【甘辛】
中口。甘口っぽい味わいもあるが旨味ある辛口でもある。難しい。
★総評
冷やして飲むと甘酸味が表に出て飲みやすくライトな印象。特に含みから中盤にかけての甘酸味が花咲く過程が美しい。しかし温度が上がると一転ドッシリ感が出てくる。お米の旨味なのだが、ただ厚いのではなくミルフィーユのように何層にもわたって伝わってくる。温度帯変化による日本酒の味わいの変化が顕著にでるお酒の良い例だと思います。全国の松尾さん納得の一本。
今回の企画開催にあたり、松尾を調達していただいた陽愛のパパさん、中継ぎのネズミさん、誠にありがとうございました。改めて酒友の素晴らしさをお酒とともに味わいました。パパさん、是非次回はばんないに九州の地酒、鍋島、ご用命ください。長野まで「ネズミさん経由」でお届けします笑笑。
今夜はネズミさんも同じく「松尾」レビューを同時刻でアップされておりますので、そちらもチェケラッ!
今宵も素晴らしい松尾ライフをー!
原料米
山恵錦
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通