霧筑波 特別純米 1.8
製造 2024年5月 開栓 4月3日
口開けは穏やかで少しねっとりした香りは
どうしたって酢イソだろうの落ち着きぶり。
控えめなサラリとした甘味は、
果物と和糖の絶妙な塩梅でとてもやさしい。
まったく障りのない含みを留めるうちに
奥からじわーと苦味と渋味が染み出してきて、
やがて淡麗にして辛口の味わい。
のど越しで苦味と共にほんの一瞬のアル感。
収まってから抜ける軽いセメダインが次を誘う。
お燗はほわーとおいしいご飯。
やさしい甘味と同じくやさしい苦味と、
これまたやさしい渋味の絶妙なバランス。
これらが米の旨味を引き立てて無限に呑める。
世間的に小川酵母って
10号酵母の別名の認識でしょうが、
霧筑波のはやっぱりどこか違うよーな。
美味しい10号はよこやま、月下美人など
他にもあるが、旨いなあ!と感じる10号は‥‥
エレガントな吟醸香や蜜のような甘味とは無縁。
はっきり言って地味ですが、
何かね、ドンドンよくなる法華の太鼓、
一升瓶を飽きずに飲み通せるんですよ。
小川ひと筋による手練を味わえるお酒。
取扱店にて 税込2,970円