磐城壽 （いわきことぶき）

何かの本かニュースで、震災で苦労して復興されたことを知って、いつかは飲んでみたかったお酒です。なかなか出会いがなかったのですが、先日見かけて購入しました。いわゆる旨味あるお酒をイメージしてたのですが、すっきりしててジューシーで普通に美味しくいただきました。

磐城壽 ゴールデンスランバ 3.11献杯酒
あの日、あの時を思いながら味わいました。
磐城壽さんの飲み口から辛口を全体で感じながら味わえます。
口に含んで一層の香りが立ちます。
3.11の時に世界一丸となって日本を支援していただきましたが、昨今🇺🇦🇷🇺争いが起きているのは悲しいですね。

今宵の地酒は、福島の「 磐城壽/大漁祝　山吹」です。
レビューが3.1１から一日遅れとなってしまいました。
早いもので、わたしが東北各県を訪れてからもう何年も経過しました。

それでは、いただきま～す。
美味しいお酒ですね。
旨味があり、それぞれの味覚バランスが絶妙です。
酒米にコシヒカリを１００％使うって凄いですね。
奥行きのある味わいは、この酒米だからこその味わいなのでしようか？

鈴木酒造店は不滅です。
末永く応援していきます。

やっとこのお酒いただける気持ちになったかなと思い買いました。この日を思い出すと一人一人の思いがあると思います。自分もその時は地元ではなく、被災地にいました。出向の身で一年も経たないやっと仕事の流れもわかってきた中、色んなことがありすぎて周りの感情なんかわからなかった。明日どうなるかなんてわからなかった。必死に生きることが明日の希望だったことを覚えてる。日本酒の味と違うとは思うけど、苦味も人の優しさも感じる日本酒です。献杯。

初の磐城寿さま。
お店の人に何度か勧められていたけど何故か敬遠してた。
生酒とは思えないライトでフルーティな感じで美味しい。
食前酒で最高！

磐城壽　ことぶき　季造り　しぼりたて　中汲み純米酒

最寄り駅にあるけどビビって入れなかった酒屋で勧められた一本。所謂流行りの味とは一線を画すガツンとパンチのある仕上がり。燗に映える酒がメインの酒屋の商品だけど、生酒って燗にするのとビビって冷酒でいただきました。一撃が大きいタイプもイケると実感

武骨な感じがした。復興を思い出すお酒

ことぶき 中汲み純米酒
長井市はまるはち酒店にて購入。
鈴木酒造店長井蔵の中汲み純米酒。浪江町の酒蔵が長井に蔵を構えるに至る数奇な物語は是非検索してみてください。

フルーツのような芳香とは裏腹に飲み口は酸味、渋みが交わるヘビーで複雑な味わい。侮れません。

磐城寿　純米大吟醸　2018　山田錦45　生酛仕込み。歳を取るとともに、変わっていくことはいろいろとある。その中でも、一番良い変化は日本酒を好きになったことだと思う。新しい日本酒に出会う度に、その出会いに感謝するととともに変わっていくことを楽しいこと、ポジティブなこととして捉え直していく。
マニラに来て、ずっと一人で、晩飯はタコスでも、日本から届いたこれを静かに部屋で飲んで、暮れていく街を眺めれば、なんて素晴らしい人生だろうと思う。こういう酒がある限り、私は一生自分が日本人であることを誇り続けるとだろう。
ほぼ常温に近い、やや冷やし気味で頂いた。無色透明。なんて良い香りだろう。拙い私の言葉では表現できない。ただ、これは酒の香りだ。胸を熱くする、あの香りだ。一滴だけ口に含む。ああ、なんて分厚いんだろう。舌の上を滑り喉に落ちる、その軌跡にそって味わいと香りが上に上がっていく。すっと喉に落ちると、余韻はリフレインして何度もそこでループする。こんなに次の一口が楽しみな液体はどこにもないと思う。
福島の景色が浮かんだ。雨が降っていた。強い風が雨を右から左に流す。傘はなんの意味もなさず、体の右側だけびしょ濡れになる。それでも、なんとか屋根の下まで来て、灰色の太平洋を眺めていた。友人の家に着くころ、いつの間にか雲は晴れて星が光っていた。そこで飲んだのも磐城寿だった。

磐城壽　純米酒

このお酒、これまで何回か冷やしたのを飲んだのですが、米感が強すぎてこれまではあまり口に合いませんでした。
が、疲労困憊で帰宅の0時過ぎに常温で飲むと、ほんのりの甘みも含めて体に染み入る。これはガンガン行けるやつ。
翌日はややアルコール感が強くなったが開栓当日だとかなり良い感じ。
オーソドックスで美味しい（そして優しい）お酒ってことで、焼酎の黒霧島を思い出しました。

山形県長井市のふるさと納税で入手。

・使用米 夢の香(福島県産)65%精米
・アルコール分 15度以上16度未満