国東半島の南端部に位置する杵築市にある蔵元。代々続く銘柄「智恵美人」は創業者の奥さまの名前とか。地元流通の甘めの酒から脱し、6代目・中野淳之さんが仕掛けるのはフルーティな吟醸香とまろやかな口当たりがある「ちえびじん」。酒名をひらがなにし、方向性を強く打ち出した。「ちえびじん 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒」はメロンのような爽やかな香りと、やさしい甘味、酸が綺麗で軽やか。和食やイタリアンと一緒に、よく冷やしてワイングラスで楽しみたい。
- 日本酒ランキング 93位
- 大分 日本酒ランキング 1位
ちえびじん(智恵美人)のクチコミ・評価
ちえびじん(智恵美人)が購入できる通販
ちえびじん(智恵美人)の銘柄一覧
銘柄 |
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純米大吟醸 彗星 おりがらみ生原料米:彗星、 精米歩合:48%、 アルコール度:16% |
LOVE PINK原料米:ひとめぼれ、 精米歩合:70%、 日本酒度:-4、 アルコール度:12% |
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生もと純米 火入れ原料米:山田錦、 精米歩合:65%、 日本酒度:1、 酸度:1.7、 アルコール度:15% |
特別純米 八反錦原料米:八反錦、 精米歩合:60%、 アルコール度:16% |
特別純米 備前雄町原料米:雄町、 精米歩合:60%、 日本酒度:-1、 酸度:1.6、 アルコール度:15.4% |
純米吟醸 八反錦原料米:八反錦、 精米歩合:55%、 酸度:1.8、 アルコール度:16% |
純米大吟醸 愛山原料米:愛山、 精米歩合:48%、 酸度:1.6、 アルコール度:16% |
ちえびじん(智恵美人)の酒蔵情報
名称 | 中野酒造 |
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特徴 | 1874(明治7)年創業の中野酒造。創業当初は「智恵美人」という酒の名は、初代の女将の名「智恵」にあやかって付けられ、美人でなかったから名の後ろに「美人」とつけたという、謙遜なのか…なんとも皮肉なエピソードが蔵には残されているが、受け継いできた今となっては、蔵を護ってきてくれた女将をはじめとする先祖への感謝の対象として心を込めて醸している。 代表取締役を務める5代目・中野淳之(あつゆき)氏が東京農業大学で醸造を学び、大阪の大手酒類卸売会社へ就職して、その後実家に戻ってからひらがな表記の銘柄を立ち上げた。「智恵美人」は地元向け銘柄、そして「ちえびじん」は、さらに高品質な特定名称酒だけに冠して全国で数十軒だけの特約店限定商品とした。淳之氏は蔵に戻った当初、経営状況の悪化とともに品質管理まで目が行き届かないことを懸念して酒造りの現場に入ることを決意。現在では、同級生である前原正晴氏とともに2人で酒づくりの現場を牽引し、杜氏制度は廃している。 「KURA MASTER 2018」最高賞であるプレジデント賞受賞、翌年「KURA MASTER 2019」では金賞受賞、世界で最も有名なワイン評論家ロバート・M・パーカーJr氏によって確立されたワイン評論法の日本酒版「パーカーポイント」で90点の高得点獲得、「平成29酒造年度全国新酒鑑評会」にて入賞、「SAKE selection」金賞受賞など輝かしい評価を築いている。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | ちえびじん(智恵美人) イモリ谷 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 大分県杵築市南杵築2487−1 |
地図 |
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