「長寿金亀 白80 生原酒」
金亀50、60ときて今日は80。
金亀、磨かないほうが旨い伝説を今宵検証するのです。
一口。
ほあぁっ!
甘旨い!!
甘い。ホンマに甘い。
しかし、なんちゅうかペラくない甘さ。
米の甘味を搾れるだけ搾り出しました、みたいな。
フルーティーとかジューシーな酒とは土俵が違う。
上手く言えないけど、極上の味醂にあんずの酸味を加えたようなヤツ。
グラスにトロリと注いで氷を一片浮かべれば、次々に変化する表情を最後まで楽しめます。
90も玄米仕込み(!)もある金亀。
磨かない→安い→そして旨い。
日本酒の法則に真っ向から逆らってるかのようなここの酒(笑)。
滋賀にこんな酒があることが単純に嬉しい。
そして80に合わせた今日のイッピンは、2日かけて完成したイカの塩辛。
コレはケンサキではなく、5杯だけ釣れたスルメイカの肝で仕込んだヤツ。
肝を塩漬けにして一晩置くんですが、水分の抜けた肝を輪切りにして味見したらもうヤバい。
そのまま肝完食してまうやろー!的な(笑)。
その肝で和えた塩辛の旨さたるや、またしても日本酒キラー爆誕。
皆さんも釣りに興味が無くても、イカ釣りだけはやったほうがイイ。
その際は是非福丸に乗ってね。