作 恵乃智 純米吟醸 1.8
製造 2025年2月 開栓 5月4日
美し(うまし)国を呑む㉜
21世紀になりたての頃、地元の酒店で
北陸でのお泊り飲み会に持ち込む酒を物色。
而今は未だ無かったと思います。
「これ読めるかな?」の興味から
見知らぬ三重県酒を購入したのが最初。
思いの外にウケましたね、
ガンダム繋がりを知ったのもこの時。
以後しばらく、県外へはコレばかり。
知名度では而今と並ぶ三重の横綱ですが、
県内での立ち位置は正反対かな。
片やホントに地元?というくらい
ごく一部の酒屋を除いて見かけませんが、
此方は何処のスーパーでも目にします。
こと県酒への貢献度では、
頭が下がる清水清三郎商店さん。
定番酒の真ん中と思う恵乃智、お久しぶり。
上立ちは澄んだ香り、爽やかに漂う林檎と洋梨。
雑味なくフルーティだが行き過ぎない。
火入れなのに生酒のようなフレッシュ感、
これが開栓後2週経ってもタレない安定感。
ふわーと入りほわっと消える。
生を出さない蔵の酒から、生酒って何?
を問われているような気がします。
取扱店にて 税込3,740円
さあ、残り一蔵となりました。