富美菊 （ふみぎく）

富山の風土の美しさを日本酒に投影、表現する新シリーズ、
「富美菊 PROTOTYPE(プロトタイプ)」。
世界を構成する４大元素「風」「土」「水」「火」をテーマに
富山のテロワールを表現していきます。
今回のテーマは、「水(Aqua)」。
富山の深海を思わせるブルーのラベル、瑞々しい透明感のうちにはじける果実感。フルーティーな酸味が、料理を引き立てる。

特定名称：純米吟醸
原材料：米、米麹 アルコール度：15
酒度：±0 酸度：1.2
原料米：五百万石 精米歩合：60％
状態：生酒

PROTOTYPE AQUA。

富美菊酒造さんは羽根屋で有名ですね^ ^ 含んでみると、穏やかながら軽く麹のクセを感じる香りがします。お味の方はオーソドックスな米の甘旨味。少し酸の存在を感じます。口開けからしっかり味が乗っていますね。今日はもうあまり飲めないので味見程度で^^;

4日目。
全体的には柔らかな円みのある旨味で纏まっているんですが、ちょーっとそこからはみ出した好ましくない酸？がいて、飲み心地の邪魔をしています。最後残るんですよね…何かが^^;

6日目。
ゴクッと飲み込むまでは美味しいのに、そのあと鼻に抜ける何か引っ掛かりのある香りが、今日もやっぱり邪魔をしています。どう言ったらいいんだろう？上手く表現出来ないんですが、穀類の感じもあるような、煮豆っぽいような…ある種の酸だと思ってたんですが、それだけでもないようです。AQUAと言うだけあって表現したいのは「水」なんでしょうが、私にはどうしても「瑞々しい」とか「清らかな」といった水の良さをイメージすることが出来ませんでした。ラベルやネーミングとの違和感、ギャップを感じてしまいます。ベースは決まっているのに、勿体ないなぁ…という印象のお酒でした。

初めて呑みました。スッキリ呑みやすい。