仙禽 UAくわがた改
まずは開栓…これが一番の難関。
「プシュッ」
「まだか。」
締める。
30秒後。
「プシュッ」
これを何十回繰り返しただろう…早く呑みたい…
その度に立ち上るメロンやキウイを思わせる爽やかな香りがより焦らせる…
ようやく泡が落ち着きグラスへ注ぎ、一口。
カブトムシほど酸味と甘味を前面には出さず、甘み・酸味・ガス感のバランスがとにかく絶妙でカブトムシより軽快。
日本酒を飲んでいることを忘れるほど軽快で、気付けば次の一口、そのまた次の一口へ。
今回合わせた肴は、鰻の白焼。
鰻の上質な脂を、くわがた改の爽快な発泡感と優しい酸がすっと洗い流し、口の中には鰻の旨味だけが心地よく残る。
互いを主張しすぎず、高め合う名コンビでした。
そして思った。
「カブトムシ」も「くわがた」も、酒屋へ捕まえに行く酒じゃない。
群がるのは酒ではなく、私たち酒好きなのかも…
夏になると酒屋へ吸い寄せられ、気付けば一本抱えてレジへ…。
捕獲されていたのは、虫ではなく私でしたw
「夏酒」という言葉だけでは表現しきれない、唯一無二の一本。
原料米
山田錦
酒の種類
無濾過生原酒 発泡 生もと
テイスト
ボディ:軽い+2 甘辛:甘い+1