- 日本酒ランキング48位
- 東北地方日本酒ランキング15位
- 山形日本酒ランキング3位
「十四代」で知られる山形県村山市の高木酒造が醸す地元限定流通酒。入手困難な日本酒の代名詞にもなっている「十四代」は、ご当地ではお目にかかれないが、「朝日鷹」は蔵元のお膝元でしかほとんど入手できない。昔から地元で親しまれてきた晩酌酒だが、「十四代」の登場に伴い酒質が向上したという声も聞かれる。創業は江戸時代初期の1615年で、400年以上も続く老舗蔵。 現当主は15代目の高木顕統(あきつな)氏で、東京農大醸造科を卒業後、東京で流通業界に身をおいていた。1993年に父親の要請で帰郷し、稼業を継承。やがて「十四代」を世に送り出すが、その名は先代の父に敬意を表してつけたと伝わる。「朝日鷹」はほんのり甘い香りにサラッとした味わいで、「十四代」を彷彿とさせるとの評価もある。25m地下からの自然湧水を仕込み水にした特別本醸造で、本醸造ながら吟醸香漂う柔らかな味わいとフレッシュな舌触り、そしてコストパフォーマンスの高さが評価されている。(八田信江)
朝日鷹のクチコミ・評価
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朝日鷹の銘柄一覧
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朝日鷹の酒蔵情報
名称 | 高木酒造 |
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特徴 | 平成年間に入り忽然と現れると同時に、押しも押されぬ人気銘柄になった。現在もなおその輝きを失わず、誰もが憧れる銘酒として君臨しているのは周知の通りである。 華やかな香りをまとったみずみずしい飲み口が、デビュー当時他の日本酒とはまったく違う感触であることに飲み手は圧倒されたのだが、「本丸」を筆頭とするコストパフォーマンスにも驚かされる。蔵元自らが造りを担当し、コンセプトや酒質の設計からブランディングまで一貫して行なう蔵元杜氏の潮流を生み出した。またフレッシュでインパクトの強い「無濾過生原酒」の流行も、その基点はこの酒にあるといえるだろう。 その意味で平成時代を象徴する銘酒であると同時に、日本酒の酒質、造り手、ブランドなど、さまざまな要素において、新しい時代を切り拓いたパイオニアといっても過言ではない。 山形は昔から蔵元が独自に酒米を開発するケースが見受けられ、この蔵も先代社長の頃からの「龍の落とし子」という品種がある。昨今は「酒未来」を生み出し、全国各地の酒蔵にも供給し使用されている。(松崎晴雄) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 十四代 朝日鷹 黒縄 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山形県村山市富並1826 |
地図 |
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