立山 特別純米酒 0.3
製造 2025年3月 開栓 5月1日
富山駅のスーパーで小瓶を物色。
ホテルでの寝酒用となると立山の信頼度は高い。
青ラベルの定番、本醸造と共に、
赤の吟醸と黄色の特純の300ml瓶が並びます。
さすが地元と感心しつつ迷うことなく特別純米、
レトロラベル、好きなんよ。
ほのかに香る穏やかなバナナ系。
控えめでやさしい甘味は薄い白桃のような。
奥からじんわり染み出すこれまたやさしい苦味、
ここに特別純米らしく米の旨みが相俟って
ややトロの含みは障りなくいい塩梅。
吟醸、本醸造よりは甘振りですが
それでも気分は辛口へと導かれるのは、
立山の為せる業でしょうか。
のど越しでも青、赤ほどのキレ味はなく、
立山としてはいささか鈍らに感じますが、
寝酒には寧ろこれくらいがちょうどいい。
としながらも、今回もまた
「旅先で寝酒用に購入するが、
酔っ払って呑まずに持ち帰り」案件でした。
富山のスーパーにて 税込590円