懇意の店にて、ラストの七杯目。
〆の一杯は十四代、酒未来の純米大吟醸、40%精米。
自分の日本酒を飲み始めたルーツは大学時代の山形、親戚がいる新潟なのですが、その中でもやはり特に印象の強い蔵元さん。
香り、七杯目は流石に嗅覚が怪しくなってきますが、瑞々しさたっぷりのメロンのような吟醸香。
飲み口は高級品の和三盆。酸味は目立たず、旨味は甘味を更に上品に引き立てる。
辛味、ほろ苦さは申し訳程度で、最後まで上品なままフィニッシュ。
控え目に言って最高ですね。
今回はゆっくり時間をかけて、和らぎ水を挟みつつ、東から西へなどのセオリーは全く無視して飲んでみましたが、デザートワインにも色々種類があるように、ラストに甘旨の上品な酒を持ってくるのもありですね。
飲酒量的に、味覚が生きている内ですが……。
特定名称
純米大吟醸
原料米
酒未来
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1