會津宮泉 純米吟醸 渡船弐号
上立ち香は穏やかでメロンを思わせ、穀物感も少し。
口に含むとわずかにガス感。
力強い旨味、甘味、酸味が一体となって広がる。
それだけではなく、それを支えるように程よい苦味、渋みも相まって爆発力がものすごい。
それでもとっちらかっているのではなく、まとまりがあるのがさすがといったところ。
そしてベッタリと口内にまとわりつくわけではなくキレも感じられるメリハリが素晴らしい。
エネルギッシュな味わいで一口の満足感が異様に高い。
存在感があるので単体でもおいしい。
-5℃から出したてでもうまいが、温度が少し上がっても変わらずうまい。
ただただ「旨」い。
パワー系でバランスのよいお酒が好みな方はぜひ飲んでいただきたい。
一口飲んで確信はしたが、何杯飲んでもやはり星5に相応しいと思わせてくれる文句なくおいしい最高のお酒である。